夜叉ケ池

1979年/日本/124分
◎監督:篠田正浩◎原作:泉鏡花◎脚本:田村孟、三村晴彦、篠田正浩◎製作:杉崎重美、富沢幸男、中川完治◎撮影:小杉正雄、坂本典隆◎特撮監督:矢島信男◎美術:栗津潔、朝倉摂、横山豊◎照明:飯島博◎録音:平松時夫◎調音:西崎英雄◎編集:池田禅◎音楽:冨田勲◎監督助手:熊谷勲
◎出演:坂東玉三郎、加藤剛、山崎努、丹阿弥谷津子、井川比佐志、常田冨士男、石井めぐみ、阿藤海、浜村純

公式HP→https://www.cinemaclassics.jp/yashagaike/

篠田正浩監督、坂東玉三郎主演の幻の傑作が42年ぶりに4Kリマスター版となって蘇る! 

泉鏡花の戯曲『夜叉ケ池』を、歌舞伎俳優の坂東玉三郎主演、篠田正浩監督で映画化したファンタジー映画。越前・三国嶽のふもとの琴弾谷にある竜神が封印されているという夜叉ヶ池。夜叉ケ池の伝説の調査に来た学者の山沢は、迷いこんだ池のほとりで美しい女性と出会う。百合というその女性は、夫と二人で鐘楼守をしているという。家に招かれた山沢は、古い友人で、夜叉ケ池の調査に出たまま戻らぬ晃が百合の夫になっていた事を知り驚愕する。昔、人と水が戦い、この里が滅びかけた時、竜神を夜叉ヶ池に封じ込めたのだった。竜神を鎮めるために毎昼夜3度ずつ鐘を鳴らさなければ竜神が再び暴れて洪水を引きおこし、村が流されてしまうため、鐘楼守をすることになったのだという。しかし、ある出来事がきっかけとなり、平穏な日々が壊されることになるのだった…。ブラジルのイグアスの滝やハワイを始めとする大規模な海外ロケも敢行、当時日本最先端の特撮技術駆使し、大船撮影所のステージを大改造して作ったセットで、50トンの水を使い圧巻の大洪水シーンを実現。玉三郎が百合と夜叉ヶ池の竜神・白雪姫の二役を妖艶に演じた。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1800円、シニア1200円、会員・学生1100円
※シネ・ヌーヴォXでの上映は一般料金1700円になります
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