美しい夏

2023年/イタリア/110分/R15+
◎監督・脚本:ラウラ・ルケッティ◎原作:チェーザレ・パベーゼ◎撮影:ディエゴ・ロメロ・スアレス・リャノス◎美術:ジャンカルロ・ムセッリ◎編集:シモーナ・パッジ◎音楽:フランチェスコ・チェラージ
◎出演:イーレ・ビアネッロ、ディーバ・カッセル、ニコラ・マウパ、アレッサンドロ・ピアバーニ、エイドリアン・ドゥビッテ、コジマ・チェントゥリオーニ、ガブリエレ・グラハム・ガスコ、アンナ・ベラート、アンドレア・ボスカ

公式HP→https://mimosafilms.com/labellaestate/

 

1938年。トリノの洋裁店でお針子として働く田舎町出身の16歳の少女ジーニアは、3歳上の美しく自由な女性アメーリアと運命的な出会いをする。ジーニアは画家のモデルとして生計を立てるアメーリアに誘われて芸術家たちが集う魅惑的な世界へと飛び込み、大人の階段をのぼっていく。思春期のジーニアと、すでに自立した女性としてたくましく生きるアメーリアは、互いの姿に自分の未来と過去を重ねながら、徐々にひかれ合っていく。

20世紀イタリア文学の巨匠チェザーレ・パベーゼが1940年に執筆した名作小説「美しい夏」を、イタリアの女性監督ラウラ・ルケッティが映画化。戦争の足音が迫るトリノを舞台に、年上の女性との出会いを通して少しずつ大人になっていく少女の姿をみずみずしく描き出した。

「墓泥棒と失われた女神」「天空のからだ」などアリーチェ・ロルバケル監督作への出演で知られるイーレ・ビアネッロがジーニアを演じ、モニカ・ベルッチとバンサン・カッセルの実娘でモデルとして活躍するディーバ・カッセルがアメーリア役で本格演技に初挑戦した。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1800円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
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