すべての夜を思いだす

2022年/日本/116分
◎監督・脚本:清原惟◎撮影:飯岡幸子◎照明:秋山恵二郎◎音響:黄永昌◎美術:井上心平◎編集:山崎梓◎音楽:ジョンのサン&ASUNA
◎出演:兵藤公美、大場みなみ、見上愛、内田紅甘、遊屋慎太郎、奥野匡、能島瑞穂、川隅奈保子、中澤敦子、佐藤駿、滝口悠生、高山玲子、橋本和加子、山田海人

公式HP→https://subete-no-yoru.com/

街の中に積もり重なる無数の記憶と、誰かの一日が呼応する―。 同じ場所、同じ時間に共在する、世代の異なる3人の女性、それぞれの「ある日」。

高度経済成長期とともに開発され、入居開始から50年が過ぎた多摩ニュータウン。太陽の光が降り注ぐなか、公園と団地がどこまでも続くかのようなこの街には、穏やかで豊かな時間が流れている。ある春の日。誕生日を迎えた知珠は友人から届いた引っ越しハガキを頼りに、ニュータウンの入り組んだ道を歩く。ガス検針員の早苗は早朝から行方不明になった老人を捜し、大学生の夏は亡き友人が撮った写真の引換券を持って友人の母に会いに行く。それぞれの理由で街の中を移動する3人の女性たちは、街に積もり重なる記憶に触れ、知らない誰かについて思いを巡らせる。

 

「わたしたちの家」で国内外から注目を集めた清原惟監督が、東京郊外の街・多摩ニュータウンを舞台に、世代の異なる3人の女性それぞれの“ある日”を温かいまなざしでつづったドラマ。2023年・第73回ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品。

 

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1900円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
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