生演奏付き上映会
ピアノーヴォVol.16 |

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いまから遡ること130年前。映画が誕生した頃の映画には音がついていませんでしたが、スクリーン近くで演奏される生の音楽とともに楽しまれていました。そんな当時のライブ感溢れる映画鑑賞を念願のピアノが入ったシネ・ヌーヴォでご堪能いただく企画第16弾!サイレント映画×鳥飼りょうの 「ピアノーヴォ」お楽しみください。
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『東への道』Way Down East
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(1920年/アメリカ/149分)
監督:D・W・グリフィス
出演:リリアン・ギッシュリチャード・バーセルメス
ローウェル・シャーマン
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愛をじたことが、罪になる時代だったー
グリフィスメギッシュの新たな境地 |
片田舎に母と住むアンナは、東部に住む裕福な親戚トレモント家を頼るが、プレイボーイのレノックス・サンダースンに騙され、体を求められた挙句、妊娠すると捨てられる。やがて彼の子を宿したアンナは人知れず僻村で出産するが、その子はまもなく死んでしまう。アンナは遠方へ移転し、地主のバートレット家の女中となる。その家の息子デイヴィッドとの間に恋が芽生えるが・・。『散り行く花』に続いて、グリフィスメギッシュメ バーセルメスの布陣で制作された見応えあるメロドラマ。クライマックスの流氷シーンではグリフィス得意のラスト・ミニッツ・レスキューが遺憾なく発揮される。
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鳥飼りょう(ピアノ)
サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は800以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏付き上映に多数出演している。2018年、神戸発掘映画祭で行われたフィルムアルヒーフ・オーストリアの修復による『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を担当。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。同年より、国立映画アーカイブ主催の「サイレントシネマ・デイズ」にも出演。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
X(旧Twitter): @ryo_torikai Facebook: ryotorikai.music
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〈上映スケジュール〉
◆2025年12月26日(金)19:00
上映後トークあり
〈鑑賞料金〉
一般・シニア2200円、U30(30歳以下)・ハンディキャップ1400円、シネ・ヌーヴォ会員1600円
※招待券・回数券使用不可
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