生演奏付き上映会
ピアノーヴォVol.14

いまから遡ること130年前。映画が誕生した頃の映画には音がついていませんでしたが、スクリーン近くで演奏される生の音楽とともに楽しまれていました。そんな当時のライブ感溢れる映画鑑賞を念願のピアノが入ったシネ・ヌーヴォでご堪能いただく企画第13弾!サイレント映画×鳥飼りょうの 「ピアノーヴォ」お楽しみください。

 

 

『花嫁人形』Die Puppe

(1919年/ドイツ/64分)
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:ヘルマン・ティミッヒオッシ・オスヴァルダヴィクトル・ヤンゾン

結婚相手は本物そっくりの人形!?
名匠ルビッチのファンタジー喜劇

シャントレル男爵は唯一の跡継ぎ、甥のランスロットに結婚を強要。
内気で女性が苦手なランスロットは
結婚を拒み、修道院に逃げ込んだ。修道院の僧侶たちはランスロットに本物そっくりの人形と結婚することを提案するが・・。名匠エルンスト・ルビッチのドイツ時代の傑作コメディ。人形役のオッシの動きや、マックス・ラインハルト劇団出身の監督ならではの舞台的な演出など、可愛らしい魅力に溢れた作品となっている。

 

 

 

『結婚式の日に』On His Wedding Day(併映作品)

 
(1913年/アメリカ/6分)
監督:マック・セネット

コショウでクシャミが止まらない!

結婚式に向かう新郎の持つブーケに友人たちがイタズラでコショウを振りかけたことから・。人気コメディアン、フォード・スターリングの結婚ドタバタ騒動!

 

 

 

鳥飼りょう(ピアノ)
サイレント映画の楽士。ピアノ、打楽器を演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は800以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏付き上映に多数出演している。2018年、神戸発掘映画祭で行われたフィルムアルヒーフ・オーストリアの修復による『オーラックの手』デジタル復元最新版のワールド・プレミア上映で伴奏を担当。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。同年より、国立映画アーカイブ主催の「サイレントシネマ・デイズ」にも出演。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人として関西を中心に活動している。無声映画振興会代表。
X(旧Twitter): @ryo_torikai Facebook: ryotorikai.music

 

 

 

〈上映スケジュール〉

◆2025年10月17日(金)19:00
上映後トークあり

 

 

 

 

〈鑑賞料金〉

一般・シニア2200円、U30(30歳以下)・ハンディキャップ1400円、シネ・ヌーヴォ会員1600円
※招待券・回数券使用不可
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