オマールの壁

2013年/パレスチナ/97分
◎監督・脚本:ハニ・アブ・アサド◎撮影:エハブ・アッサル◎編集:マーティン・ブリンクラー、イヤス・サルマン
 
◎出演:アダム・バクリ、ワリード・ズエイター、リーム・リューバニ
サメール・ビシャラット、エヤド・ホーラーニ

 

公式HP→http://www.uplink.co.jp/omar/

普通の愛も、普通の戦争も、ここにはない

「パラダイス・ナウ」のハニ・アブ・アサド監督が、緊張下にあるパレスチナの今を生き抜く若者たちの現実を、サスペンスフルに描く。第66回カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞を受賞し、第86回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。長きに渡る占領状態により、自由のない日々を送っているパレスチナの若者たち。パン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら、分離壁の向こう側に住む恋人のもとへと通っていた。そんな日常を変えるため、オマールは仲間ともに立ち上がるが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられ、秘密警察より拷問を受けることとなる。そこでオマールは、囚人として一生を終えるか、仲間を裏切りスパイになるかという究極ともいえる選択を迫られる。100%パレスチナの資本によって製作され、スタッフは全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われた。

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<鑑賞料金>
一般1500円、学生1200円、シニア1100円、高以下会員1000円