| レオモン・ラディゲ「肉体の門」出版100年記念 | |
| 肉体の悪魔(1947年) |  | 
| 1947年/フランス/123分 | |
| 1917年、第1次世界大戦下のフランス。男子高校生フランソワは、学校に隣接する臨時の陸軍病院にやって来た見習い看護師マルトと出会う。マルトには出征中の婚約者がいたが、フランソワの大人びた言動と無邪気な情熱に次第にひかれ、2人は愛し合うように。やがてマルトの婚約者の帰還が決まるとフランソワは彼女のもとを離れ、マルトは婚約者と結婚するが…。作家レイモン・ラディゲの同名小説を原作に、文芸作品を得意とするクロード・オータン=ララ監督が叙情あふれるタッチで映画化。 | |
| 当時まだ新進俳優だったジェラール・フィリップが24歳にして10代の揺れ動く感情を繊細に演じ、世界的に人気を集めるきっかけとなった。「偽れる装い」のミシュリーヌ・プレールがヒロインのマルトを演じ、「ぼくの伯父さん」などのジャック・タチも出演。 
 
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| 肉体の悪魔(1986年) |  | 
| 1986年/イタリア・フランス/115分 | |
| 高校生のアンドレアは、精神分析医である父の患者で、金持ちの娘ジュリアと知り合い、激しい恋に落ちる。2人は何度も逢瀬を重ねるが、そのことに気付いたジュリアの婚約者の母プルチーニ夫人は激昂し、アンドレアの父親に抗議する。アンドレアは父親からジュリアと付き合わないよういさめられるが…。何度も映像化されている「肉体の悪魔」を、現代イタリア映画界を代表するマルコ・ベロッキオ監督が大胆に翻案して描いた官能ロマン。 | |
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