ミューズは溺れない

2021年/日本/82分
◎監督・脚本・編集:淺雄望◎撮影:大沢佳子◎照明:松隅信一◎録音:川口陽一◎美術:栗田志穂◎音楽:古屋沙樹
◎出演:上原実矩、若杉凩、森田想、川瀬陽太、広澤草、新海ひろ子、那須愛美、桐島コルグ、佐久間祥朗、奥田智美、菊池正和、河野孝則

公式HP→https://mikata-ent.com/movie/1205/

青春映画の枠をも超えるマスターピースが誕生!

美術部に所属する朔子は、船のスケッチに苦戦している最中に誤って海に転落。それを目撃した西原が「溺れる朔子」の絵を描いて絵画コンクールで受賞。朔子の絵は学校に飾られるハメに。さらに新聞記者に取材された西原は「次回作のモデルを朔子にする」と勝手に発表。朔子は、悔しさから絵の道を諦め、代わりに壊れた鳩時計などを使って造形物の創作に挑戦するが、再婚した父と臨月の義母、そして親友の栄美と仲違いしてしまう。引っ越しと自宅の取り壊し工事が迫る中、美術室で向き合う朔子と西原。”できること“を見つけられないことに焦る朔子は、「なぜ自分をモデルに選んだのか?」と西原に疑問をぶつける…。

朔子を演じるのは、300人のオーディションから選ばれた主演作『この街と私』で注目を集める上原実矩。朔子と相対する西原役には『ジオラマボーイ・パノラマガール』など性別を問わず様々な役で活躍する若杉凩。朔子の親友・栄美役に『アイスと雨音』の森田想。そのほか、SF研究部の部員役に渚まな美、桐島コルグなどフレッシュなキャストの脇を川瀬陽太、広澤草などベテラン陣が固める。

監督は、大九明子監督などの元で助監督をつとめながら中・短編を製作してきた淺雄望。撮影監督に『話す犬を、放す』の大沢佳子、照明に『無限ファデーション』の松隈信一、美術に『SYNCHRONIZER』の栗田志穂など精鋭たちが揃った。
◆第15回田辺・弁慶映画祭4冠(グランプリ、観客賞、フィルミネーション賞、俳優賞・若杉凩)
◆第22回TAMA NEW WAVE コンペティション2冠(グランプリ&ベスト女優賞・上原実矩)

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1700円、シニア1200円、会員・学生1100円
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