マジック・ランタン・サイクル

「映画を作ることは魔法をかけることである」ケネス・アンガー

時代を越え、ジャンルを越え、名だたるクリエイターに多大なる影響を与え続けているアンガーの呪術的イメージの集大成「マジック・ランタン・サイクル」がHDリマスター版で蘇る!『アンダー・ザ・シルバーレイク』の元ネタというべき、ハリウッド黄金期の闇の歴史を暴いた『ハリウッド・バビロン』の著者。アレイスター・クロウリーに傾倒した魔術師。マーティン・スコセッシ、デヴィッド・リンチ、デレク・ジャーマン、R.W.ファスビンダー、デニス・ホッパー、ガス・ヴァン・サント等、数多のクリエイターに影響を与えたアンダーグラウンド映画界のヒーローと、様々な顔を持つ男、ケネス・アンガー。

彼に関わりを持つ人々も、ミック・ジャガーや当時ミックのガールフレンドだったマリアンヌ・フェイスフル、作家のアナイス・ニン、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジと一筋縄ではいかない。そしてアンガーの作品で重要な役割を担うボビー・ボーソレイユは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で描かれたシャロン・テート事件の首謀者チャールズ・マンソンの「ファミリー」であり、自身も殺人罪で無期懲役中だ。

近年、エンパワメントやフェミニズムといった観点からも、”魔女””魔術””オカルト”などが注目されるなか、GUCCIの2019年キャンペーンでアンガー自身がモデルに起用され、アンガーの魔術的な世界は再度脚光を浴びている。現代のミュージックビデオやCMの始祖と言われる鮮烈な映像は、時代を越え、ジャンルを越え、色あせることなく私たちを魅了する。

 

A_PROGRAM (90分)

TOKYO TELEPATH 2020


①『ルシファー・ライジング』(1980年/カラー/28分)
②『快楽殿の創造』(1953年/カラー/38分)
③『我が悪魔の兄弟の呪文』(1969年/カラー/11分)
④『人造の水』(1953年/カラー/13分)

魔術的神秘家アレイスター・クロウリーに捧げられた『ルシファー・ライジング』、アナイス・ニン出演のサイケデリックムービー『快楽殿の創造』、ミック・ジャガーが音楽を担当した『我が悪魔の兄弟の呪文』など、アンガーのめくるめく悪魔的イメージサイド。

 

 

B_PROGRAM (71分)

KUICHISAN
①『スコピオ・ライジング』(1963年/カラー/29分)
②『K.K.K. Kustom Kar Kommandos』(1965年/カラー/4分)
③『プース・モーメント』(1949年/カラー/6分)
④『ラビッツ・ムーン』(1950年撮影、1971年完成/カラー/16分)
⑤『花火』(1947年/白黒/15分)

魅惑的なイメージと音楽のコラージュがミュージック・ビデオの原型と言われるアンガーの最高傑作『スコピオ・ライジング』、男がただただ改造マシンを磨き上げる『K.K.K.』、古き良き20年代のモード『プース・モーメント』、ほろ苦く甘いファンタジー『ラビッツ・ムーン』、アンガーが17歳で監督した『花火』など、アンガーの憧れが詰まったフェティッシュ・サイド。

 


〈上映スケジュール〉
シネ・ヌーヴォ

4/17土 17:50 Aプログラム /19:40 Bプログラム
4/18日 18:45 Bプログラム /20:20 Aプログラム
4/19月 18:20 Aプログラム /20:10 Bプログラム
4/20火 17:50 Aプログラム /19:40 Bプログラム
4/21水 17:40 Aプログラム /19:30 Bプログラム

4/22木 18:00 Bプログラム /19:35 Aプログラム
4/23金 18:15 Bプログラム /19:50 Aプログラム

シネ・ヌーヴォX
4/24土〜30金 18:20 Aプログラム /20:10 Bプログラム

 

公式HP→https://www.uplink.co.jp/anger/

〈鑑賞料金〉

一般1500円、学生・シニア1100円、会員1000円