助産師たちの夜が明ける

2023年/フランス/100分
◎監督・脚本:レア・フェネール◎脚本:カトリーヌ・パイエ◎撮影:ジャック・ジロ◎美術:トマ・グレーゾ◎衣装:マリーヌ・ガリアノ◎編集:ジュリアン・シゴ◎音楽:ジョゼ・フェネール
◎出演:エロイーズ・ジャンジョー、カディジャ・クヤテ、ミリエム・アケディウ、フルール・フィトゥーシ、トゥルゥ・キキ・ビラル

公式HP→http://pan-dora.co.jp/josanshitachi/

新たな命が生まれるこの場所で、「人生」が交差する

5年間の研修を終えたルイーズとソフィアは、念願の助産師として働き始める。しかし、その期待に反するように緊張感が大きくのしかかる。貧困、移民、死産…様々な事情を抱えて産科病棟を訪れる人々。オーバーワークとストレスに押しつぶされそうになりながらも、新しい命に出会う日々の喜びが助産師たちの結束を強めていくのだった。

本作は、若い助産師たちが出産に立ち合い、突きつけられる現実に驚きながらも成長してゆく様を、ドキュメンタリーのようなリアルなタッチで描いた感動作だ。実際の出産シーンを織り交ぜながら、観客がその場に立ち会っているかのような臨場感で描き出す。監督は『愛について、ある土曜日の面会室』(2009年)がヴェネチア国際映画祭正式出品を始め、ルイ・デリュック賞等受賞のレア・フェネール。自身の体験を基に、フランスのみならず、どこの国でも誰もが直面する普遍的なストーリーに、熱い共感の声が寄せられた。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1800円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
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