hyslomヒスロム 新作映画 公開試写会

美整物 輝かせる時間の黄金

2021年/日本/77分
◎企画・監督・撮影・編集・制作:hyslomヒスロム
◎出演:加藤至、吉田祐、星野文紀他◎プロデューサー:向井麻理◎撮影:内堀 義之、宇治茶、斉藤玲児、他◎録音・整音:松野泉◎美術:西村立志  ◎装置:建築集団 々、野崎将太、樋口侑美、上村一暁 ◎火術:てっせい(AbRabbi 油火) ◎企画協力:株式会社ナポリビルディング、b.k.b ◎助成:ARTS for the future! ◎配給:hyslomフィルム

公式HP→http://hyslom.com/cinema/

 


【概要】

現代美術・舞台芸術の分野で主に活動するhyslomヒスロムによる新作映画の公開試写会を、2022年の一般公開に先駆けて、開催します。上映終了後、皆さんの感想を伺いながら、作品へフィードバックしたいと考えています。


【内容】

2015年からhyslomヒスロムの作業場として使用していた木造長屋3軒が、 2021年に土地の所有者が変更になり、建物の取り壊しが決まった。 「更地にするのであれば、解体工事に関わりたい」 新しい土地の所有者は、このお願いを受け入れてくれた。 そして、解体業者の計らいにより、工事に関わって映画を作る事になった。

 

【ストーリー】

京都駅から徒歩数分、近年多くのホテルが建設され急速に街の風景が移り変わる場所にある、 築80年以上の連棟長屋(ヒスロム作業場)が映画の舞台。この建物はまもなく解体される。 解体工事を行っている渦中の建物で。遊びを作る、物を作る、音楽を作る、飯を作る、場を作り、 映画を作る。大工・料理人・美術・音楽・録音・カメラマン。彼らは無くなる建物を記録し映画を作るスタッフであり、解体現場の作業員であり、映画の出演者。更地になるまでの、工事の工程、変わっていく風景、家、物質。その作業と風景の中で身体で遊び尽くし、何かを想像し、家と土地の歴史を記録に納める。


企画・監督・出演
hyslom(ヒスロム)
加藤至、星野文紀、吉田祐からなるアーティストグループ。2009年より活動をはじめる。
身体を用いて土地を体験的に知るための遊び「フィールドプレイ」(劇団維新派 故松本雄吉がそう呼んだことによる。)を各地で実践し、映画、展覧会、パフォーマンス作品として発表。近年の展覧会に、「hyslom itte kaette.Back and Forth」(Ujazdowski Castle Centre for Contemporary Art、2019)、「ヒスロム仮設するヒト」(せんだいメディアテーク、 2018)。2015年より、爆音上映の企画や配給を行うboidのwebマガジンにて記事連載。主な映画監督作品として、2014年「My cap My mud My handkerchief」、2021年「シティII」。出演作品:2014年「新しき民」(山崎樹一郎 監督)、2017「ギ・あいうえおス 他山の石を 以って己の玉を磨くべし」(柴田剛 監督)。
メインビュジュアル写真撮影 内堀 義之 

 


〈上映スケジュール〉

◆12/28(火)16:05〜

※上映終了後 アフタートークあり
登壇者:hyslomヒスロム(加藤至、星野文紀、吉田祐)
聞き手:山﨑紀子(シネ・ヌーヴォ支配人)
ゲスト:梅田哲也(アーティスト)

 

〈鑑賞料金〉

1200円均一
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