ファースト・カウ

2020年/アメリカ/122分
◎監督・編集:ケリー・ライカート◎製作:ビンセント・サビーノ、アニシュ・サビアーニ、ニール・コップ◎製作総指揮:スコット・ルーディン、イーライ・ブッシュ、クリストファー・キャロル、ルイス・ラブグローブ◎脚本:ジョナサン・レイモンド、ケリー・ライカート◎撮影:クリストファー・ブロベルト◎美術:アンソニー・ガスパーロ◎衣装:エイプリル・ネイピア◎音楽:ウィリアム・タイラー
◎出演:ジョン・マガロ、オリオン・リー、トビー・ジョーンズ、ユエン・ブレムナー、スコット・シェパード、ゲイリー・ファーマー、リリー・グラッドストーン

公式HP→http://firstcow.jp/

甘いドーナツが人生を左右する━━!
アメリカン・ドリームを夢みる男たちの友情物語

物語の舞台は1820年代、西部開拓時代のオレゴン。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である、たった一頭の牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだった――!

現代アメリカ映画の最重要作家と評され、最も高い評価を受ける監督のひとりであるケリー・ライカート。映画ファンの間で確かな人気を誇りながらも、これまで紹介される機会が限られていたライカート監督作品がついに、日本の劇場で初公開される!長編7作目となる『ファースト・カウ』は、世界の映画祭でお披露目されるやいなや、たちまち絶賛の声が上がり157部門にノミネート、27部門を受賞。さらに映画人からの評価も高く、ポン・ジュノ、ジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、濱口竜介ら、名だたる監督たちが口を揃えて本作を称賛している。そんな本作の本国配給を行なったのは、いま映画ファンに最も愛される配給会社A24。作家ファーストでありながら大ヒット作を次々と世に送り出しているA24と、一貫したスタイルで映画を撮り続けているライカート監督のタッグが初めて実現。彼女の最高傑作との呼び声も高い本作が誕生した。

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1700円、シニア1200円、会員・学生1100円
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