ドライブイン蒲生

2014年/日本/89分
◎監督たむらまさき◎音楽プロデューサー平田和彦◎原作伊藤たかみ◎脚本大石三知子◎撮影たむらまさき◎撮影補戸田義久◎照明山本浩資◎美術平井敦郎◎音響菊池信之◎編集菊井貴繁◎音楽ヤマジカズヒデ
 
◎出演:染谷将太、黒川芽以、永瀬正敏、小林ユウキチ、猫田直、平澤宏々路、鈴木晋介、足立智充、田村愛、吉岡睦雄、黒田大輔

今年5月に急逝した名撮影監督、たむらまさきの唯一の監督作品を追悼上映

映画化もされた「指輪をはめたい」や芥川賞を受賞した「八月の路上に捨てる」で知られる作家・伊藤たかみの同名小説を、染谷将太と黒川芽以の主演で映画化。街道沿いのさびれたドライブインを経営する家庭に生まれた姉サキと弟トシ。ヤクザ崩れでろくでなしの父親のせいで、2人は物心ついたころから「バカの一家」と蔑まれ、絶望したサキは非行に走った挙句、妊娠して家を飛び出してしまう。それから数年後、夫のDVから逃れて出戻っていたサキは、トシの制止を聞かずに幼い娘を連れて夫との話し合いに向かうと言い出し、トシも同行することに。そんな姉弟の胸中には、今は亡きろくでなしの父への思いが去来する。柳町光男や相米慎二、石井聰亙らの作品で撮影監督を務めてきた名カメラマンのたむらまさきが、75歳にして監督デビューを飾った。

9/8土〜9/14金14:30

9/15土〜9/20木17:30

 

<鑑賞料金>
一般1500円、学生・シニア1100円、会員・高校生以下1000円