【ダミアン・マニヴェル監督2作品特別上映】

イサドラの子どもたち

 
2019年/フランス=韓国/84分
◎監督:ダミアン・マニベル◎脚本:ダミアン・マニベル ジュリアン・デュードネ◎撮影:ノエ・バック
◎編集:ドゥニア・シショフ
◎出演:アガト・ボニゼール、マノン・カルパンティエ、マリカ・リッジ、エルザ・ウォリアストンエルザ・ウォリアストン

 

モダンダンスの始祖として知られるイサドラ・ダンカン(1878〜1927)。20世紀初頭、舞踊の世界に革命を起こした彼女は、1913年4月、二人の子供を事故で亡くし、その痛みに苦しみながら、亡き子どもたちに捧げるソロダンス「母」を創り上げた。それから100年の時を経て、現代に生きる4人の女性がイサドラの「母」と邂逅する。

『若き詩人』『泳ぎすぎた夜』(五十嵐耕平との共同監督)が話題を呼んだフランスの俊英ダミアン・マニヴェルが、まったく新しい試みで「母」の翻案に挑み、イサドラと子どもたちの物語を紡ぎあげる。女たちの身体を通して呼応し、伝播していく、喪失と再生の物語。イサドラの抱えた痛々しくも狂おしい愛が、時を超え、いま私たちに継承される。

呼応しあい、ゆっくりと伝播するイサドラの魂。
4人の女の身体を通して、母と子の物語が美しく静かに綴られる。

 


パーク

2016年/フランス/72分
◎出演:ナオミ・ヴォクト・ロビー、マキシム・バシュルリー、ソベール・セスマ
夏の公園で若い二人が初めてのデートをする。最初は緊張しながらぎこちなかった二人も、陽光の下、次第に距離が近くなり、恋に落ちる。日が暮れて、二人は別れ、そして夜の闇が公園を包み込む。そして昼とは違う物語の幕が開く。
 

〈上映スケジュール〉

10/1(土)18:00『イサドラの子どもたち』+ダミアン・マニヴェル監督トークショー

10/2(日)18:00『パーク』

 

〈鑑賞料金〉

『イサドラの子どもたち』1500円均一

『パーク』一般1500円、シニア1200円、会員・学生1100円※招待券、回数券使用不可