アニキ・ボボ

1942年/ポルトガル/72分
◎監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ◎撮影:アントニオ・メンデス◎音楽:ジャイメ・シルヴァ◎美術:ジョゼ・ポルト◎編集:ヴィエイラ・デ・ソウザ
◎出演:ナシメント・フェルナンデス、フェルナンダ・マトス、オラシオ・シルヴァ、アントニオ・サントス、ヴィタル・ドス・サントス

公式HP→https://oliveira2025.jp/anikibobo/

ポルトガルが世界に誇る巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラ。
世界映画史上の傑作とされる長編監督デビュー作が、4Kレストア版で蘇る!

ドウロ河近郊に暮らす少年たち。カルリートスは内気な夢想家で、エドゥアルドは恐れを知らぬリーダー。二人はともに、グループで唯一の少女テレジーニャに恋をしている。ある日、カルリートスはテレジーニャが欲しがっていた人形を盗み、彼女にプレゼント。そのことをきっかけに少年たちの間に緊張が高まり、カルリートスはグループから仲間はずれにされる……。
1942年に故郷ポルトの街を舞台に製作された本作は、子どもたちの躍動を簡潔かつ大きなスケール感で描き、「ネオレアリズモ」を先駆けたともされる。2025年、第82回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門で上映。制作から80年を超える時が過ぎ、その詩的な魅力に満ちた現代性が再び注目されている。





『アニキ・ボボ』公開記念 
マヌエル・ド・オリヴェイラ監督特集2025

『訪問、あるいは記憶、そして告白』国内劇場初公開

1982年/ポルトガル/68分/原題:Visita ou Memórias e Confissões
◎監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ◎撮影監督:エルソ・ロック◎声:テレーザ・マドルーガ、ディオゴ・ドリア/台詞:アグスティーナ・ベッサ=ルイス
◎出演:マノエル・ド・オリヴェイラ、マリア・イザベル・ド・オリヴェイラ、ウルバノ・タヴァレス・ロドリゲス

オリヴェイラ自身が暮らしたポルトの家、家族、そして自らの人生を辿る自伝的な作品。自らの死後に発表するように言づけられ、2015年にポルト、リスボン、カンヌ国際映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された。
© Cineastas Associados, Instituto Portuges de Cinema





『カニバイシュ』

1988年/フランス、西ドイツ、イタリア、スイス/99分/原題:Os Canibais 
◎監督・脚色・台詞:マノエル・ド・オリヴェイラ◎原作:アルヴァロ・カルバリャル◎撮影:マリオ・バローゾ◎音楽・オペラ台本:ジョアン・バエス◎製作:パウロ・ブランコ
◎出演:ルイス・ミゲル・シントラ、レオノール・シルヴェイラ、ディオゴ・ドーリア

厳粛な雰囲気に満ちた貴族たちの晩餐会は、やがて驚愕の展開を見せる。人間、動物、機械などあらゆる境界を侵犯し、奇想天外なユーモアが炸裂するオペラ・ブッファ(喜劇的なオペラ)映画の怪作。
© Filmargem, La Sept, Gemini Films





『絶望の日』国内劇場初公開

1992年/ポルトガル、フランス/77分/原題:O Dia do Desespero 
◎監督・脚本・台詞:マノエル・ド・オリヴェイラ◎撮影:マリオ・バローゾ◎製作:パウロ・ブランコ
◎出演:テレーザ・マドルーガ、マリオ・バローゾ、ルイス・ミゲル・シントラ

19世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコの生家を舞台に、拳銃自殺を遂げたカミーロの最期の日々を描く。オリヴェイラ作品の中で最も厳格とも評される作品。
© Madragoa Films, Gemini Films





『アブラハム渓谷 完全版』国内劇場初公開

1993年/フランス、ポルトガル、スイス/203分/原題:Vale Abraão  
◎監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ◎原作:アグスティーナ・ベッサ=ルイス◎撮影:マリオ・バローゾ◎製作:パウロ・ブランコ
出演:レオノール・シルヴェイラ、セシル・サンス・ド・アルバ、ルイス・ミゲル・シントラ

フローベール「ボヴァリー夫人」をポルトガル文学の巨匠アグスティーナ・ベッサ=ルイスが翻案し、原作を執筆。言葉、映像、そして音楽それぞれが自律しながら完全に調和する「文芸映画」の最高峰。ディレクターズ・カット版とも言える、本来の姿でスクリーンに蘇る。
© Madragoa Filmes, Gemini Films, Light Night





〈上映スケジュール〉

 

〈鑑賞料金〉

一般1900円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
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