AGANAI 地下鉄サリン事件と私

2020年/日本/114分
◎監督:さかはらあつし◎撮影:山田達也、高嶋正人、◎編集:渡辺純子◎録音:落合諒磨◎音楽:SOULCOLOR ◎出演:荒木浩、阪原武司、阪原多喜子、さかはらあつし

公式HP→https://www.aganai.net/

未曾有のテロ、地下鉄サリン事件。被害者の映画監督が、今なお活動を続けるオウム真理教(現Aleph)の広報部長と20年の時を経て対話の旅に出る。海外の映画祭で話題になった衝撃のドキュメンタリー。

1995年、オウム真理教が引き起こし日本中を震撼させた地下鉄サリン事件。
通勤途中で被害にあった本作監督さかはらあつしは、事件から20年の時を経てAleph(オウム真理教の後続団体)の広報部長・荒木浩と対峙する。さかはらと荒木は、ともに所縁の地を訪ねる旅に出て対話を繰り返す。凄惨な事件後もなお信者でありつづける心のありようとは何か。人を救うのではなく苦しめる宗教とは?監督は友人を諭すように、荒木に接し、その心の内に迫ろうとする。事件により人生を狂わされた、未だに精神的・肉体的な苦しみを抱える被害者。その「被害者」が「加害者」にカメラを向ける。ここでは「客観性」や「中立性」を掲げる「ドキュメンタリーの常識」は通用しない。この対峙の先に見える「真実」とは?

〈上映スケジュール〉

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〈鑑賞料金〉

一般1700円、シニア1200円、会員・学生1100円
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