『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』の公開を記念し、シネ・ヌーヴォXでは写真家に焦点を当てた優れたドキュメンタリー映画5作品を一挙上映!
絶妙の瞬間を切り取る巨匠カルティエ=ブレッソン、自己と他者との関係性を極限まで見つめた牛腸茂雄、もはや伝説となった中平卓馬、「マグナム」の創始者であり世界的戦争写真家キャパ、カンボジアに散った若き一ノ瀬泰造。
五人の写真家たちの生き様、写真への姿勢は観る者を時に戸惑わせ、圧倒する。
写真家を志す者、必見の5作品!

※すべてデジタルDLP上映

SELF AND OTHERS
2000年/日本/カラー/53分/製作:ユーロスペース
◎監督:佐藤真 ◎撮影:田村正毅 ◎声:西島秀俊、牛腸茂雄 ◎スチール:三浦和人  


'83年にわずか36歳で夭逝した写真家、牛腸茂雄。牛腸の写真のまなざしは没後しだいに味わいを増し、人々の心をとらえていった。この映画は、牛腸ゆかりの地にたち、残された草稿や手紙と写 真、肉声をコラージュし、写真家の評伝でも作家論でもない新しいイメージを私たちに提示する。「阿賀に生きる」、「まひるのほし」に続く佐藤真監督のドキュメンタリー最新作。佐藤真監督は昨年、急逝された。


誰かが見た夢のような映画をねらった。牛腸茂雄さんの写真は牛腸しか人間関係が分からない私的な世界なのに私たちとも関係があるように見えてくるという不思議な世界。映画もそんな作品にしたかった。あまり難しいことは考えず、ボーッと見てもらえればうれしい。(佐藤真、2000年2月13日)


写真:(c)牛腸茂雄
CAPA in Love & War
2002年/ドキュメンタリー/アメリカ/カラー+モノクロ/90分/配給:ギャガ
◎監督・製作・脚本:アン・メークピース ◎撮影:ナンシー・シュレイバー ◎出演:イザベラ・ロッセリーニ、スティーブン・スピルバーグ、フランソワーズ・ジロー、アンリ・カルティエ=ブレッソン


撮った。愛した。ロバート・キャパ…20世紀を駆け抜けた報道写真家 20世紀最大の報道写真家として知られるロバート・キャパ。軍服を着て戦車に乗り込み、前線に向かいながら三大陸で起こった5つの戦争を写真に記録しながらも、平和主義を貫いた男。 D-DAYのオマハビーチに兵隊と共に上陸した際の衝撃的な写真は50年以上の後、スピルバーグの『プライベート・ライアン』の映像モデルとなった。また、その素顔は人懐っこくヘミングウェイやピカソをはじめ多くの人々を魅了した。また、イングリッド・バーグマンなどの数々の美女を虜にしたプレイボーイでもある。
本作はキャパの膨大な写真と、彼を良く知る人たちの証言によって語られた、伝説的な写真家の一生に巧みに生命を吹きこんだ初めてのドキュメンタリー作品である。


写真:(c) 2002 Educational Broadcasting Corporation and Muse Film and Television
TAIZO
2003年/日本/カラー/95分/配給:チームオクヤマ
◎監督・撮影:中島多圭子 ◎製作:奥山和由 ◎音楽:深町純 ◎声の出演:坂口憲二、川津裕介


自らの危険を顧みず、並外れた行動力で戦場の最前線に挑んでいったカメラマン・一ノ瀬泰造。クメール・ルージュが占拠していたカンボジア“アンコールワット”を目指し消息を断つ。泰造が遺したしたフィルムを現像し写真集としてまとめようとする母親、単身乗り込んだカンボジアの風景などを通して、アンコールワットに夢を見た1人の若者の実像を浮き彫りにする女性監督・中島多圭子による初監督作品。 それは、ロマンなき時代、夢を求め続けた泰造の生き方に触れる新鮮な感動の旅である!
カメラになった男 写真家 中平卓馬
2003年/日本/91分/カラー/DV/配給:「カメラになった男」上映委員会
◎監督・撮影:小原真史 ◎音楽:ブリジット・フォンテーヌ ◎演奏・歌:宮良康正 ◎詩・朗読:高良勉


1970年前後に、カリスマ的な写真表現の旗手として脚光を浴びた中平卓馬の現在を追うドキュメンタリー。中平はその先鋭的な写真と言葉によって、当時の若者らに大きな影響を与えていたが、1977年に病いに倒れ、過去の記憶と言葉の大部分を失った。以後、「伝説の写真家」と呼ばれ、表舞台から姿を消した。その後の中平は、20年以上毎日、横浜の自宅周辺を撮り歩く行為を続けている。  

本作は、今回初監督の小原真史が、ビデオカメラを片手に、中平の毎日に3年近く密着、記憶と言葉を喪失した中平が今、毎日の撮影を維持し、カメラと共にどのように世界と向き合っているのかを探る。中平のつぶやきを丹念に拾い、以前通っていた沖縄へ記憶の輪郭をなぞるように出発する中平の姿を追うことで、失われた記憶へと至る回路を浮かび上がらせていく。
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
2003年/スイス・フランス/カラー/72分/配給:ロングライド
◎監督:ハインツ・ビュートラー  ◎出演:アンリ・カルティエ=ブレッソン、エリオット・アーウィット、アーサー・ミラー、イザベル・ユペール、ジョセフ・クーデルカ


写真集『決定的瞬間』で写真の世界に多大な影響を与えた20世紀最大の写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンが、自身の人生と作品を自ら語った貴重なドキュメンタリー。ライカを手に世界中を駆け回った激動の時代やマグナムフォトの結成、20世紀史に残る写真を撮影した際のエピソードを披露し、それぞれの写真に刻まれた“決定的瞬間”を語る。本人へのインタビューのほか、写真家エリオット・アーウィットら知人たちの証言も盛り込まれている。劇作家アーサー・ミラーがかつての妻マリリン・モンローの写真を見つめる姿が感動的。


写真:Coproduction Neue Z_rcher Zeitung/Fondation Henri Cartier-Bresson/Xanadu Film2003

●上映スケジュール●  2008年2月9日(土)〜2月15日(金) 各回完全入替制
2/9土 13:00
アンリ・カルティエ=ブレッソン
14:40
カメラになった男
16:40
CAPA in Love & War
18:30
SELF AND OTHERS
10日 13:00
TAIZO
14:50
アンリ・カルティエ=ブレッソン
16:30
SELF AND OTHERS
17:50
カメラになった男
11月・祝 13:00
CAPA in Love & War
14:50
TAIZO
16:40
アンリ・カルティエ=ブレッソン
18:20
SELF AND OTHERS
12火 13:00
カメラになった男
14:50
CAPA in Love & War
16:40
アンリ・カルティエ=ブレッソン
18:20
TAIZO
13水 13:00
SELF AND OTHERS
14:20
カメラになった男
16:20
CAPA in Love & War
18:10
アンリ・カルティエ=ブレッソン
14木 13:00
TAIZO
14:50
CAPA in Love & War
16:40
カメラになった男
18:40
SELF AND OTHERS
15金 13:00
アンリ・カルティエ=ブレッソン
14:40
SELF AND OTHERS
16:00
カメラになった男
18:00
CAPA in Love & War

●料金とご入場●

当日:一般1400円、大学1200円、高校以下・シニア1000円
前売: 前売1回券1200円、前売3回券3000円

前売券は劇場窓口、プレイガイドにて販売中!
チケットぴあ、ファミリーマート、サークルK、サンクスは2/1より販売開始(Pコード:479-020)

連日朝から整理番号付き当日券を販売しています。前売券をお持ちの方も必ず整理券とお引き換え下さい。
ご入場は上映時間の10分前から整理番号順となります。30席の小さな劇場ですので、整理券はお早めにお求め下さい。満席の場合はご入場をお断り致します。


●場所と地図●

シネ・ヌーヴォX(座席数30)
大阪市西区九条1-20-24 シネ・ヌーヴォ内2F
06-6582-1416

地図はこちら


to top