魂のハードコア・ファンタジー、前衛は神をたずさえて甦る

1988年、1本のインディペンデント映画から新たな伝説が生まれた。
「映画になったら事件だね」とシナリオを読んだ故・寺山修司をして言わしめた
松井良彦監督の恐るべき愛の映画。

4年を経て遂に完成、公開されるや大反響を呼び起こし、
インディペンデント映画では異例の5万人動員を記録、いまなお語り継がれる衝撃作。
その『追悼のざわめき』が、撮影開始から24年、公開から18年、さらに鋭く、美しく、
デジタルリマスターとして<再生>された!

かつて『追悼のざわめき』が描いた寓話が、今や現実のものとなっている。
『追悼のざわめき』は過去のものではない。
今日の現実に潜む、やみがたい狂気へのレクイエム、
究極のハードコア・ファンタジーとして甦る。
バージョンは、ニュープリントからのHDテレシネ、
音響はオリジナル音源からのデジタルリマスター。
さらにミュージシャン・上田現が書き下ろした楽曲が追加される。現実の音はさらに生々しく、
グロリスク、イリュージョナルな場面はよりファンタジックに、あの鮮烈な描写が、
耐え難いほどハイビジョン映像とデジタル音響で襲いかかる。