若尾文子映画祭 青春

 

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若尾文子若尾文子プロフィール
◆1933年(昭和8年)11月8日東京都生まれ、一男四女の末っ子。1945年、疎開先の仙台で終戦を迎える。女学生時代は読書に没頭する引っ込み思案な性格で、同級生に付けられたあだ名は“石仏”。1949年仙台を巡業中の長谷川一夫に出会ったことが転機となり、翌年女優を目指し単身帰京。1951年18歳の時、大映第5期ニューフェイスに合格。翌1952年、急病で倒れた久我美子の代役として「死の街を脱れて」でスクリーンデビュー、明るく庶民的なキャラクターで注目を集め、雑誌の人気投票やブロマイドの販売数で一位を獲得するなどトップスターの仲間入りを果たす。と同時に、溝口健二、小津安二郎、市川崑、川島雄三、吉村公三郎、そして後の名コンビとなる増村保造など、巨匠・名匠たちの名作に次々と起用され、本格女優としてのキャリアを積む。1961年『女は二度生まれる』『妻は告白する』でキネマ旬報賞、NHK映画賞、ブルーリボン賞、日本映画記者会賞、ホワイト・ブロンズ賞の主演女優賞五冠を達成。続く1965年には『清作の妻』『波影』でも同5賞の主演女優賞を受賞、2度目の五冠に輝く。そして1968年、『不信のとき』『積木の箱』でキネマ旬報主演女優賞3度目の受賞という前例のない快挙を成し遂げる。2015年までの映画総出演数は計160本。1970年以降は舞台やテレビドラマにも活躍の場を広げ、近年はソフトバンクのCMに、白戸次郎(犬のお父さん)の母親役で登場し話題となる一方、国内外で主演映画が定期的に上映されるほどファン層が拡大。2014年、キネマ旬報社によるファン投票で、日本映画女優部門第2位に選出(「オールタイム・ベスト映画遺産 日本映画男優・女優100」より)、今なおファンを獲得し続けている。

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