戦後八十年記念 決定版!日本の戦争映画史




ポーランドSF映画の世界

2025年大阪・関西万博に合わせて開催される「ポーランドSF映画の世界」は、鉄のカーテンの向こう側”で誕生したSF映画にスポットを当てるポーランド映画の古典を巡る旅です。共産主義時代(1945~89年)のポーランド映画界は製作費の高騰と技術力不足が影響し、決して恵まれた環境とは言えませんでした。しかし作り手たちの類まれな創造力のおかげでこのジャンルは目覚ましい成長を遂げました。今回の特集上映ではアンジェイ・ワイダ、アンジェイ・ズラウスキーといった世界的に著名な監替作から滅多にお目にかかれない珍しい作品まで、ユニークで独創的なSF映画の数々を堪能できる貴重な機会となることでしょう。

上映作品

A.『ルイザはどこだ?』

A.『ルイザはどこだ?』Gazie jestes, Luizo?
監督:ヤヌシュ・クビック
1964年/30分/モノクロ

◆UFOでやってきた地球外生命体。人間たちに不老不死を与える代わりにとある実験に参加するよう呼びかける姿をユーモラスな演出を交えて描く。

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A.『第一パビリオン』

A.『第一パビリオン』Pierwszy pawilon
監督:ヤヌシュ・マイェフスキ

1965年/25分/モノクロ

 

◆謎の男たちにさらわれた若き研究者は、とある屋敷に連れて行かれる。そこではかつての師である教授が、人間を小さく縮める実験を行なっていた。

 

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A.『総暼』

A.『総暼』Gubernator
監督:スタニスワフ・コケシュ

1965年/25分/モノクロ

 

◆未来的な設備の大邸宅に友人を招いたマッドサイエンティストのフォッグ博士。彼は別の惑星の“侵略者”たちの力を借り、地球を支配する計画を打ち明けるのだが・

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B.『ピルクスの審問』

B.『ピルクスの審問』Test Pilota Pirxa
監督:マレク・ピェストラク
1978年/100分/カラー

◆アンドロイドと人間の混合チームによる民間企業の宇宙船。そこにクルーになりすました殺人アンドロイドが紛れ込む。正体を暴こうと苦悩するピルクス船長だが・・。スタニスワフレム「宇宙飛行エピルクス物語」を原作と
する宇宙心理劇。

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C.『シルバー・グローブ/銀の惑星』

C.『シルバー・グローブ/銀の惑星』Na sreurlym olouie
監督:アンジェイ・ズラウスキー
1987年/ 165分/カラー

 

◆鬼才ズラウスキーが、彼の大叔父イェジによるファンタジー小説シリーズ「月三部作」(1903-1913)の最初の2作に着想を得た叙事詩的大作。検閲などの憂き目にあいながらも10年以上の時をかけて完成させた。

 

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D.『オビ、オバ:文明の終焉』

D.『オビ、オバ:文明の終焉』0-bi,0-ba: Koniec cywilizacji
監督:ピョトル・シュルキン
1984年/90分/カラー

 

◆核戦争後の世界。地下シェルターに逃げ込んだ生存者たちは劣悪な環境で暮らしながら、宇宙船「アーク」による奇跡的な救出を待っているが…・。不穏な青色のトーンで統一された絶望のドラマ。

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E.『フォトン』

E.『フォトン』Photon
監:ノルマン・レト
2017年/ 107分/カラー

◆宇宙の誕生、星の形成、文明の発展、そして待ち受ける人類滅亡後の未来像。壮大で複雑なトピックを美しいアニメーションと写真を交え解き明かしていく、目と脳を刺激するビジュアル・エッセイ。多くの映画祭で高く評価された。

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F.『ソラリス・モナムール』

F.『ソラリス・モナムール』Solaris Mon Amour
監督:クバ・ミクルダ
2023年/47分/モノクロ

 

◆レムの代表作「ソラリス」にインスピレーションを受け1950〜80年代の約70本の映画や音声により構成された特異なドキュメンタリー。喪失、哀悼、記憶をめぐる恍惚とした体験へ誘われる。

 

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F.『寄せ集め』

F.『寄せ集め』Przekiadanier
監習:アンジェイ・ワイダ
1968年/37分/モノクロ

 

◆自転車レース中に死亡した弟の四肢と臓器を移植した兄。その後も何度も事故に遭い、移植手術を受け続けた彼の運命とは?レムの短編小説を基にしたブラックコメディ。脚本もレムが手がけている。

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入場料金

当日券

一般1900円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
※招待券・回数券使用不可


※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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