2012年に開催された「ポーランド映画祭2012」は大盛況の内に幕を閉じました。これもひとえにポーランド映画を愛する映画ファンの皆様による絶大な支持があってのこと。開催後も全国各地の熱心な方々からアンコールの声が数多く届きました。皆様の期待に応えるべく今年も「ポーランド映画祭2014」を開催致します。
今回は1960年代を中心として新たに10本の作品を御用意しました。2014年に最新作「ワレサ」（仮題）の公開を控える“ポーランド映画界の生ける伝説”アンジェイ・ワイダ監督の傑作7本をメインに、前回惜しくも御覧になれなかった方々からの再上映の希望の高かった作品も追加した夢のラインナップです。さらに、デジタル・リマスター版による上映（「不戦勝」、「大理石」、「鉄の男」、「不運」、アニメーションを除く）を中心に、現在新作を準備中の御存知イエジー・スコリモフスキ監督が今回も監修として参加。
戦後のヨーロッパで一大センセーションを巻き起こし世界の映画人に多大な影響を与えたポーランドの映画芸術をぜひ御堪能ください。ご来場心よりお待ちしております。