 
          
海の上のピアニスト
◆大西洋を巡る豪華客船の中で、生後間もない赤ん坊が見つかった。彼の名は1900=ナインティーン・ハンドレッド。世紀の変わり目を告げる1900年に因んで名付けられた。彼は船内のダンスホールでピアノを演奏し、類稀な即興曲を次々と作り出していった。そんなある日、彼は船内で出会った美しい少女に心を奪われてしまう。彼女が船を去った後、断ち切れない彼女への想いから人生で初めて船を下りることを決心する…。
 
    映画というスクリーンで紐解く、ピアノに秘められた「言葉」の数々。鍵盤を叩く指先から生まれる、無数の音の物語。
	      ピアノの音色は、時に言葉よりも雄弁に、私たちの心の奥深くに語りかけます。 喜び、悲しみ、葛藤、そして深い愛——
	      。
	      本企画 「ピアノが語ることばたち」 では、映画という媒介を通して、登場人物たちの人生の機微を映し出すピアノの響きに
        耳を傾けます。音と映像が紡ぎ出す、人生の旋律。 ぜひこの感動的な体験を、劇場でお楽しみください。
 
          
◆大西洋を巡る豪華客船の中で、生後間もない赤ん坊が見つかった。彼の名は1900=ナインティーン・ハンドレッド。世紀の変わり目を告げる1900年に因んで名付けられた。彼は船内のダンスホールでピアノを演奏し、類稀な即興曲を次々と作り出していった。そんなある日、彼は船内で出会った美しい少女に心を奪われてしまう。彼女が船を去った後、断ち切れない彼女への想いから人生で初めて船を下りることを決心する…。
 
          
◆19世紀半ば、
          ニュージーランドの孤島。エイダは父親の決めた相手と結婚するために、娘のフロラと1台のピアノと共にスコットランドからやって来る。「6 歳で話すことをやめた」エイダにとって、ピアノは声の代わりだった。ところが、夫になるスチュアートはピアノを重すぎると海辺に置き去りにし、先住民との通訳を務めるベインズの土地と交換してしまう。エイダに惹かれたベインズは、ピアノ 1 回のレッスンにつき鍵盤を 1 つ返すと提案する。渋々受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねるうちに彼女も思わぬ感情を抱き始める――
 
          
◆パリ郊外で生きる不良青年マチューは、駅ピアノの演奏をきっかけに音楽院ディレクターのピエールに才能を見出される。奉仕活動名目でレッスンを受けるうち、厳格な「女伯爵」やチェロ学生アンナとの出会いを通じて本気で音楽に向き合い、コンクールに挑む。
 
          
◆第一回アカデミー賞受賞。パリの街角で、清掃夫チコと孤独な娘ディアンヌが運命の恋に落ちる...。ささやかな愛を育む二人だが、戦争が突然、未来を引き裂く。愛の力で試練に立ち向かう感動の名作。
★11/30(土) 15:10『第七天国』
ゲスト:柳下美恵さん
        
        柳下美恵プロフィール
        武蔵野音楽大学卒のサイレント映画ピアニスト。
      映画生誕百年上映会でデビューし、国内外の映画祭や映画館で多数の無声映画を伴奏。『裁かるゝジャンヌ』のDVDやBlu-rayで音楽を担当、日本人初の音楽で見せる欧米スタイルの伴奏者として活躍している。映画館にピアノ!などサイレント映画の上映環境にも力を注ぎ、2025年にデビュー30周年を迎えた。 
      
1500円均一、学生・ハンディキャップ割引1000円
        ※各種割引なし、招待券・回数券使用不可        
      
※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
        <全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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