没後50年 映画監督内田吐夢

シネ・ヌーヴォ PFF 祭り
PFF(ぴあフィルムフェスティバル)から誕生したPFFスカラシップ最新作、『裸足で鳴らしてみせろ』『猫と塩、または砂糖』2作と、大阪にゆかりのある監督たちの過去PFFスカラシップ作品より『二十才の微熱』『川の底からこんにちは』『空の穴』の3作、PFF2022よりPFFアワードからグランプリ作品はじめ、各賞受賞作品7作品、青山真治監督追悼上映『路地へ 中上健次の残したフィルム』『赤ずきん』、そしてPFF名物のピーター・バラカン氏セレクトの音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」より『ザ・ビッグ・ビート:ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生』、計14作品一挙上映、大阪独自のプログラムをお楽しみください!

上映作品

裸足で鳴らしてみせろ

裸足で鳴らしてみせろ2021年/日本/128分
◎監督・脚本:工藤梨穂◎出演:佐々木詩音、諏訪珠理、伊藤歌歩、甲本雅裕、風吹ジュン、高林由紀子、木村知貴、淡梨、円井わん
公式HP→https://www.hadashi-movie.com/

◆寡黙な青年ふたりの愛と欲望の行方を、偽りの旅と肉体のぶつかり合いを通して描いた青春映画。「オーファンズ・ブルース」がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2018でグランプリを受賞した新鋭・工藤梨穂監督が、PFFスカラシップ作品として制作した商業映画デビュー作。★最新スカラシップ作品

 

このページのトップへ


猫と塩、または砂糖

猫と塩、または砂糖2020年/日本/119分
◎監督・脚本:小松孝◎出演:田村健太郎、吉田凜音、諏訪太朗、池田成志、宮崎美子

公式HP→https://www.nekoshio.com/

◆フェスティバルのコンペティション部門「PFFアワード2016」でグランプリを受賞した「食卓」の小松孝監督がPFFスカラシップ作品として制作した商業映画デビュー作で、ひょんなことから一緒に暮らすことになった2組の親子の奇妙な同居生活を独特のユーモアで描いたホームコメディ。★最新スカラシップ作品

 

このページのトップへ


J005311

J0053112022年/カラー/93分
◎監督・脚本・編集・製作:河野宏紀◎撮影:さのひかる◎録音:榊 祐人◎出演:野村一瑛、河野宏紀

◆正反対の男二人の静かなる衝突が生む奇跡!生きることに絶望したサラリーマン・神崎は、同じく人生を諦めている青年・山本のひったくり現場を目撃する。神崎は高額報酬で、山本にある場所への運転を依頼し…。二人の重苦しくも奇妙な旅路の行きつく先とは!?★PFFアワード2022 ★グランプリ

このページのトップへ


スケアリーフレンド

スケアリーフレンド2022年/カラー/76分
◎監督・脚本・編集・音楽・撮影・美術:峰尾 宝◎監督・脚本・編集・音楽・美術:髙橋直広◎撮影:峰尾 和◎出演:峰尾 桜、髙橋直広、峰尾 宝、峰尾 和


◆「つくる」ことのエネルギーに満ち溢れた力作。自作のぬいぐるみが友達の孤独な少女・ぬいこ。街で恐れられる殺人鬼・ヤバチャリ。彼らが織りなす「友達」をめぐる物語。針一本、布一枚、カメラ一台から生まれる世界に驚愕必至!観たら誰もが「つくりたい」衝動に駆られるはず。★PFFアワード2022 ★準グランプリ★ 観客賞

 

このページのトップへ

 

瀉血

瀉血2022年/白黒/86分
◎監督・脚本・編集:金子優太◎撮影:正木智也◎録音:江幡 悠◎出演:金子優太、佐竹遙人、翠野 桃、吉田共朗、石神リョウ

◆少年を苦しめるのは家族の"血"か。衝撃の復讐劇!兄の暴力に耐える高校生の悠晟は、自分の"血"を嫌悪している。塾で仲良くなった男子生徒の言動をマネし始めて…。地獄のような家と、主の半自伝的映画。★PFFアワード2022 ★映画ファン賞(ぴあニスト賞)

このページのトップへ


幽霊がいる家

幽霊がいる家2022年/カラー/12分
◎監督・脚本・編集:南 香好◎撮影・照明:中瀬 慧◎録音:小濱 匠◎助監督:小林徳之◎制作:松永祐◎出演:鈴木睦海、金岡秀樹

◆「幽霊」と「映画」の驚くべき邂逅。とある家で男と女が奥ゆかしい会話をしている。映画撮影の現場らしいが、彼らの科白が重ねられるたびに、嘘と本当はゆらぎ溶け合っていく。映画に映るすべては幽霊で、すべては真であると謳う、優しくも野心的な作品。★PFFアワード2022 ★審査員特別賞※「審査員特別賞受賞短編集」で上映


このページのトップへ


MAHOROBAPFF

MAHOROBA2022年/カラー/14分
◎監督・原案・映像・編集・音楽・制作:鈴木竜也◎出演:及川耕平、工藤海里

◆苦しい時代、想像力と創造力で辿り着く理想郷。2020年。ブラック企業に勤める"僕"は、東京から脱出する。次々と襲いかかる不幸の先に、彼が見たものとは...。世の中への不信感を、躍動感あふれる自由な表現で打破しようとする、魂を揺さぶる唯一無二のアニメーション。★PFFアワード2022 ★審査員特別賞※「審査員特別賞受賞短編集」で上映

 

このページのトップへ

 

the Memory Lane

MAHOROBA2022年/カラー/25分
◎監督・脚本・編集:宇治田 峻◎イラストレーション:IInuit◎視覚効果:青井泰輔◎音楽:Saqaafat-e Saqaafat◎出演:
先間征哉、宇治田 優、宇治田 峻、清水啓吾、小島裕輝

◆映像も街も廃校舎も。世界は大きな遊び場だ。コロナ禍で人知れず閉鎖が決まった大学キャンパス。かつてそこを遊び場としたヤツらがいた。スケボーの車輪は移ろいゆく季節と、去りゆく時間を巻き込みながら回り続ける。これは彼らの「遊び」であり、消えゆく場所への「弔い」だ。★PFFアワード2022 ★審査員特別賞※「審査員特別賞受賞短編集」で上映

 

このページのトップへ

 

ポラン

MAHOROBA2022年/カラー/74分
◎監督・撮影・編集:中村洸太◎音楽:山﨑裕太◎出演:石田恭介、石田智世子、南 由紀

◆誰かの大切な居場所。ある古本屋の話。宝箱のような古本屋が、コロナ下で店を閉じた。店主は閉店の日まで「お客さんに探す楽しみ、出会う喜びを」と、丁寧に本を並べる。監督自身が、幼い頃から親しんできた書店の最後の日々を、温かな眼差しで記録したドキュメンタリー。★PFFアワード2022

 

このページのトップへ

 

ザ・ビッグ・ビート:ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生

MAHOROBA2016年/アメリカ/カラー/90分
◎監督:ジョー・ロ―ロ

◆1956年にエルヴィス・プレスリーの人気で世界的に認識されたロックンロールは、実はその数年前からすでに形になりつつありました。ニュー・オーリンズでその原形を作ったといえるファッツ・ドミノの功績を丁寧に追ったこのドキュメンタリーは関係者の貴重なインタヴュー満載で、音楽ファン必見です。(ピーター・バラカン氏コメント)★ピーター・バラカン氏の解説で楽しむ音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」

このページのトップへ

 

路地へ 中上健次の残したフィルム 赤ずきん

路地へ 中上健次の残したフィルム 赤ずきん『路地へ』2001年/64分『赤ずきん』2008年/35分◎監督:青山真治

◆『アトランタ号』(34年/J・ヴィゴ)のようにセーヌ川で舟を撮影してみるのも悪くない、と青山監督がパリ郊外のジュヌヴィリエで撮影した短編&作家・中上健次が描いた故郷の路地の風景を訪ねるドキュメンタリー。異色の二本立上映。★青山真治監督追悼上映

 

このページのトップへ

 

二十才の微熱

二十才の微熱1992年/日本/114分※国立映画アーカイブ所蔵作品
◎監督・脚本:橋口亮輔◎出演:袴田吉彦、遠藤 雅、片岡礼子、山田純世、佐藤垣治

◆19歳の樹(たつる)は、大学生活を送る一方、少年売春クラブで身体を売っている。家族からも友達からも距離を置いて付き合いながら、常に優しい彼に、大学の先輩・頼子と、売春クラブで出会った高校生の信ちゃんは惹かれていく。優しすぎる世代の息遣いを、日常的な風景の中で静かに描き出し、リアルな感覚が胸に響く青春映画。★第6回PFFスカラシップ作品©ぴあ・ポニーキャニオン

 

このページのトップへ

 

空の穴

空の穴2001年/日本/127分/35mm
◎監督・脚本:熊切和嘉◎脚本:穐月 彦◎出演:寺島 進、菊地百合子(現・菊地凛子)、澤田俊輔、権藤俊輔

◆センセーショナルを巻き起こした『鬼畜大宴会』の猟奇世界から一転し、熊切監督の故郷でもある北海道を舞台にした、情けない中年男の再出発をテーマに描く人間ドラマ。父の経営するドライブインで働く市夫は、ずっと自分の殻に閉じこもっていたが、父の旅行をきっかけにひとりで店を切り盛りすることになる…。★第10回PFFスカラシップ作品©ぴあ・フラミンゴ・ビームエンタテインメント

 

このページのトップへ

川の底からこんにちは

川の底からこんにちは2009年/日本/112分/35mm
◎監督・脚本:石井裕也◎出演:満島ひかり、遠藤 雅、相原綺羅、志賀廣太郎、岩松了

◆上京して5年目のOL佐和子は仕事にも恋愛にも「妥協」の二文字を胸に悶々とした日常を過ごしていた。そんなある日、実家のしじみ加工会社を営む父が倒れ、一人娘の佐和子が跡を継ぐことになる。自称“中の下”の女性が、どん底に追いつめられた末に開き直り、逆境に立ち向かう姿をユーモラスに描いた、人生コメディ。★第19回PFFスカラシップ作品©PFFパートナーズ

 

このページのトップへ

 

イベント

12/3(土)『裸足で鳴らしてみせろ』10:30の回上映後舞台あいさつ
ゲスト:工藤梨穂監督、佐々木詩音さん(主演)

12/14(水)19:25『ザ・ビッグ・ビート:ファッツ・ドミノとロックンロールの誕生』
ピーター・バラカンさんトーク映像上映予定

入場料金

当日券

一般1,500円/シニア1,200円/学生・会員1,100円 ※招待券・回数券使用不可
『裸足で鳴らしてみせろ』『猫と塩、または砂糖』 は一般1,800円(各種割引あり)

※ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券、前売券をお持ちの方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。新型コロナウイルス感染症予防対策のため座席を減らしていますので、出来るだけ事前のご購入をおすすめします。
満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。

スケジュール

スケジュール

 

Copyright2022,Cinenouveau,All right reserved