
ホット・スポット
◆古典的なB級のフィルム・ノワールへのオマージュのようなこれはデニス・ホッパーの作品です。色々な意味でアツイ中身を強調するサウンドトラックの音楽はジャック・ニッチが作曲、演奏は他ではありえないマイルズ・デイヴィスとジョン・リー・フッカーの共演を含む画期的なものです。
◆古典的なB級のフィルム・ノワールへのオマージュのようなこれはデニス・ホッパーの作品です。色々な意味でアツイ中身を強調するサウンドトラックの音楽はジャック・ニッチが作曲、演奏は他ではありえないマイルズ・デイヴィスとジョン・リー・フッカーの共演を含む画期的なものです。
◆ジャマイカの田舎から歌手を目指してキングストンに現れる若者アイヴァンが犯罪の道に陥って行く物語が展開する色々なシーンで、レゲェの黄金時代の名曲がひっきりなしに流れます。アイヴァンを演じるジミー・クリフの演技も素晴らしいし、70年代当時のジャマイカの実態が伝わる傑作です。
◆86歳でまだ現役のメイヴィスは70年以上の芸歴を誇る世界の人間国宝のような人です。若きボブ・ディランにプロポーズされ、ステイプル・シンガー図のリード・ヴォーカルとして「リスペクト・ユアセルフ」などのメッセージ・ソウルの名曲をヒットさせた後、ソロ活動でも常に心に響く歌を歌い続けています。
◆今年78歳で亡くなったマリアンヌは60年代にアイドルのような感じでデビュー。ミック・ジャガーとの恋愛を経て一度ドラッグにおぼれ、70年代末に別人のような復帰で喝采を浴びました。サンドリーヌ・ボネール監督に心の内を率直に語る彼女の話から、時代と共に変わる女性像も浮かび上がります。
◆この1973年の作品でレス・ブランクが描いているのはルイジアナ州南西部を中心に活動した「ザイデコの帝王」クリフトン・ジュニア。今年で生誕100年の彼がアコーディオンを弾いて繰り広げたフランス語によるブルーズのようなゴキゲンなダンス・ミュージックは残暑を吹き飛ばす無敵のものです。
『テックス・メックス アコーディオン天国』と併映
◆先日亡くなったフラコ・ヒメネスの死ぬほどカッコいい演奏を筆頭に、ノルテニョとかコンフントとも呼ばれる、アコーディオンをリード楽器にしたメクシコ系テクサスのダンス音楽はアメリカ南西部の大事な文化遺産です。その主要な演奏者たちの姿をとらえた貴重なドキュメンタリー、こちらもレス・ブランク、1976年の作品。
『ルイジアナピリ辛 クリフトン・ジュニアの世界』と併映
『テックス・メックス アコーディオン天国』と併映
◆1975年の「At Seventeen」というヒット曲で知られる社会はシンガー・ソングライター、ジャニス・イアンが今も続く活動を振り返るドキュメンタリー。あの曲で淡々と語られる仲間はずれの女子高生の心の痛みは、50年後のSNSの時代で社会問題化している様子を思わせます。タイトルは彼女がカミング・アウトしたことを指します。
一般1900円、シニア1300円、会員・学生1200円、高校生以下・ハンディキャップ1000円
回数券・招待券使用不可
※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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