松竹映画100周年 松竹メロドラマの系譜

「おちょやん」記念 難波の名女優 浪花千栄子

1926年(昭和元年)、東亜キネマで銀幕デビューし、長きにわたって映画、舞台で活躍した昭和の名女優・浪花千栄子(1908〜1973)。その後、帝キネを経て、1930年(昭和5年)に23歳で2代目渋谷天外、曾我廼家十吾らが旗揚げした「松竹家庭劇」に加わり、天外らが旗揚げした「松竹新喜劇」で看板女優として活躍。1952年、NHKラジオの「アチャコ青春手帖」に出演、同「お父さんはお人好し」でも花菱アチャコと共演し、一躍人気者となり、番組もその後映画化。銀幕で再び出演が相次ぎ、関西弁を駆使した名脇役として活躍。その圧倒的な演技力と存在感で、娯楽映画から日本映画の巨匠たちによる文芸大作まで、日本映画の黄金時代を支えた屈指の名優。溝口健二『祇園囃子』(53年)でブルーリボン助演女優賞を受賞。終戦後の焼け跡から復興をとげた昭和の激動の時代、浪花千栄子は舞台・ラジオ・映画・テレビで大車輪の活躍を見せ、「大阪のお母さん」として愛される名女優となった。彼女の人生をモデルにした朝ドラ「おちょやん」公開を記念し、浪花の映画館で浪花千栄子さんの仕事を振り返り、15作品を一挙上映!

浪花千栄子 略歴

本名、南口キクノ(なんこう・きくの)。1907年(明治40)大阪府生まれ。
4歳で母に死別、8歳で道頓堀の女中奉公に出される。18歳で京都に出て女給となり、女優に誘われて村田栄子一座に入る。劇場主の推薦で東亜シネマ等持院撮影所に入る。その後、1927年に浪花千栄子の芸名で舞台に立つ。1930年(昭和5)23歳で、2代目渋谷天外、曾我廼家十吾らが旗揚げした「松竹家庭劇」に加わり、天外と結婚、さらに天外らが旗揚げした「松竹新喜劇」でも看板女優として活躍する。1950年、天外の浮気から離婚し、退団する。1952年、NHKラジオドラマ「アチャコ青春手帖」での花菱アチャコとの掛け合いで注目を集め、「お父さんはお人好し」で人気を不動のものにした。同時に、映画出演も続き、溝口健二『祇園囃子』でブルーリボン助演女優賞を受賞して以来、溝口、小津安二郎、木下恵介ら巨匠たちに重用される。代表作に、豊田四郎『夫婦善哉』、黒澤明『蜘蛛巣城』、内田吐夢『宮本武蔵』、小津安二郎『彼岸花』など日本映画の名作に数多く出演。テレビドラマでも『太閤記』『細うで繁盛記』などで活躍。後半生は京都嵐山で料理旅館「竹生」を経営した。自叙伝に『水のように』がある。1973年急逝、享年66。

上映作品

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入場料

前売券 ※準備中

前売1回券1,200円/前売3回券3,000円
※前売券は、窓口でのみの販売

当日券

一般1,500円/学生・シニア1,100円/会員・高校生以下1,000円
当日3回券3,600円/シニア3回券3,000円/会員3回券2,700円

※ご鑑賞の3日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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