没後50年 映画監督内田吐夢

生誕70周年記念プロジェクト 森田芳光70祭

森田芳光生誕70年、没後10年を記念して、森田芳光監督特集【森田芳光70祭】を開催します。第一回として、自主映画時代の代表作でPFFアワードを受賞した『ライブイン茅ヶ崎』、大ヒットした『家族ゲーム』、『家族ゲーム』に続いて松田優作とタッグを組んだ日本映画を代表する名作『それから』、大阪を舞台にした森田的やくざ映画『悲しい色やねん』、吉本ばなな原作『キッチン』、異色SF作品『未来の想い出 Last Christmas』の計6本を一挙上映!

森田芳光監督略歴
◆1950年1⽉25⽇東京都渋⾕⽣まれ。⽇本⼤学芸術学部放送学科に進学後、⾃主映画製作を開始、⼤きな話題を呼ぶ。1981年に若い落語家を主⼈公とした『の・ようなもの』で⻑編映画監督デビュー。1983年には松⽥優作主演の『家族ゲーム』でキネマ旬報ベスト・テン1位、第7回⽇本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞など、同年の主要映画賞を総なめにし、⼀躍時の⼈となり、その後も数多くの名作や話題作を世に送り出す。映画界を閃光のごとく駆け抜け、2011年に61歳で逝去。いまなお全世界に多⼤なる影響を与え続けている。

上映作品

ライブイン茅ヶ崎(1978年)

ライブイン茅ヶ崎(1978年)監督・撮影・編集:森田芳光
出演:青木真己、石井保、三沢信子、熊沢雅之、上野真知子、青木祐子

《森田イズムのすべてが詰まった、革命的自主制作映画》
◆茅ヶ崎で生まれ育った湘南ボーイ達の飾り気のない日常会話そのままのセリフと、8ミリ感覚いっぱいのリズミカルな映像構成。、森田芳光の描く青春キラキラのライブ・フィルム。

 

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家族ゲーム (1983年)

家族ゲーム (1983年)監督・脚本:森田芳光
出演:松田優作・宮川一朗太・伊丹十三・由紀さおり

《僕の受験で家中がピリピリ 鳴っててすごくウルサイんだ!》
◆沼田家では次男・茂之の高校受験を控えてピリピリした毎日が続いていた。両親の計らいで、家庭教師がつくことになるが、やってきた吉本と名乗る男は三流大学に7年も在籍している男。その教育指導も一風変わっていたが、茂之の成績は徐々にアップして行く。そしてそれにつれて沼田家にもある変化が…。キネマ旬報ベスト・テン 第57回(1983年)日本映画ベストワン。

 

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それから (1985年)

それから (1985年)監督:森田芳光
出演:松田優作・藤谷美和子・小林薫・笠智衆

《あの青春の、決着はついていない。》
◆日本文学最高峰の『古典』と『感性』の究極の融合。森田芳光監督、松田優作主演、衝撃的文芸大作と絶賛された漱石ロマンの最高傑作。高等遊民を自認する主人公・代助は、あえて定職も持たず妻帯もせず、ひたすら友人・平岡の妻・三千代を密かに想い続けていた。その平岡夫妻との三年ぶりの再会。互いの愛を断ち切ることのできないものと知った代助と三千代は、やがて覚悟して道ならぬ恋へ…。

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悲しい色やねん (1988年)

悲しい色やねん (1988年)監督・脚本:森田芳光
出演:仲村トオル・高嶋政宏・藤谷美和子・石田ゆり子


≪極道の秘蔵っ子が動き出した時、男と男の友情がきしみ、親と子の情がうめき、男たち女たちの愛がゆがむ≫
◆任侠ヤクザ映画にかつてないユニークかつ重厚な人間像を表出した作家・小林信彦の書き下ろし原作をもとに、脚本・監督を務める森田芳光が、新たな視点を加えて描破。一種独特の極道世界が話題を呼んだ、異色ヤクザ映画。

 

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キッチン (1989年)

キッチン (1989年)監督・脚本:森田芳光
出演:川原亜矢子・松田ケイジ・橋爪功

《キッチン、大好きです!》
◆吉本ばなな原作のベストセラー小説を映画化。「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」という天涯孤独の女の子と、風変わりな親子の奇妙な同居生活を描く。

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未来の想い出 Last Christmas (1992年)

未来の想い出 Last Christmas (1992年)監督・脚本:森田芳光 出演:清水美砂・工藤静香

《私達が想うことが未来なのよ、それを信じてみましょうよ。》
◆誰もが夢みるリプレイ願望、その生活はワクワク、ハラハラときにはドッキリしながら、時間の意識の流れに入り込んで自分の『ほんとう』の人生を考えてしまう…。藤子・F・不二雄&森田芳光、2人の巨匠が贈る、“少し不思議でロマンチック”な物語。

 


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イベント

11/19(土)13:55『それから』上映後
ゲスト:孫家邦さん(リトルモア代表、映画プロデューサー)、
加藤基さん(『森田芳光全映画』編集)
堀口正樹さん(監督・元森田組助監督)

11/27(日)13:30『未来の想い出 Last Christmas』上映後
ゲスト:宇多丸さん(ラッパー、ラジオパーソナリティ、『森田芳光全映画』編著)
三沢和子さん(映画プロデューサー、『森田芳光全映画』編著)

入場料金

当日券

■一般1,500円、シニア1,200円、学生・会員1,100円
※11/27(日)13:30『未来の想い出 Last Christmas』のみ1500円均一

※ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券、前売券をお持ちの方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。新型コロナウイルス感染症予防対策のため座席を減らしていますので、出来るだけ事前のご購入をおすすめします。
満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。

スケジュール

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