生誕百五年・没後五年 橋本忍映画祭2024




日本映画界を代表する脚本家で監督の橋本忍。『羅生門』『生きる』『七人の侍』などの黒澤明作品、『日本沈没』『砂の器』『八甲田山』など、日本映画史に残る名作、記録となった超大ヒット作を数多く手掛けた日本屈指の脚本家。名匠・伊丹万作唯一の弟子であり、黒澤明の『羅生門』(1950年)でデビューした後、今井正、成瀬巳喜男、小林正樹、岡本喜八など巨匠たちの脚本を次々と手がける。黒澤組では小國英雄、菊島隆三らと共同脚本を手掛け、後年、野村芳太郎や森谷司郎とともに日本映画の記録を破る数々の超大ヒット作を連発、芸術・エンターテイメント両輪で大活躍をみせた。緻密で、かつ骨太なストーリー展開、確固たる構成力、深い人間洞察は他の追随を許さない。一方、自らのシナリオを映画化した『私は貝になりたい』など3本を監督。名脚本家がいまやカルト映画として人気の『幻の湖』をなぜ作ったのか…。5年前の2018年、「生誕百年・追悼 橋本忍映画祭」開催に続き、春日太一著『鬼の筆~戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』が出版されたのを機に、前回上映しなかった橋本忍脚本作品を中心に、黒澤明監督作品を除く名作・傑作17本を一挙上映! 2024年は橋本忍から!!

橋本忍 略歴

1918(大正7)年4月18日、兵庫県神崎郡鶴居村(現・市川町鶴居)に生まれる。1938年に徴兵されるが肺結核にかかり、軍隊を免除され療養生活に入る。療養中にシナリオに興味を持ち、その後、伊丹万作の唯一の弟子になる。伊丹死去後、芥川龍之介の短編小説『藪の中』を脚色したシナリオ『雌雄』が黒澤明の目にとまり、改稿し『羅生門』として脚本家デビュー。以後、黒澤組のシナリオ集団の一人として、小國英雄とともに『生きる』『七人の侍』、さらに菊島隆三も加わり『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『悪い奴ほどよく眠る』などの脚本で共同執筆を行ない、脚本家としての地歩を固める。その共同作業については、自身の名著『複眼の映像~私と黒澤明』(文芸春秋刊)に詳しい。黒澤の人物設定の深さに仰天し、「山手線方式」で開眼。それは電車に乗る乗客を徹底的に観察するというもの。それら経験を脚本に生かし、その後、『真昼の暗黒』『張込み』『ゼロの焦点』『切腹』『霧の旗』『上意討ち』『白い巨塔』『日本のいちばん長い日』『日本沈没』などの話題作を連発し、日本を代表する脚本家の一人として名声を高める。サスペンスを得意とするとともに、緻密で論理的、確固とした構成力で、高い評価を得る。1958年、TVドラマ『私は貝になりたい』の脚本を手がけ大反響を巻き起こし、翌年自ら映画化し、監督デビュー。1973年には、野村芳太郎、森谷司郎、大山勝美らとともに「橋本プロダクション」を設立。1974年に第1作として『砂の器』を製作、大ヒットするとともに、その年の映画賞を総なめにする。1977年には、森谷司郎監督、高倉健主演で『八甲田山』を製作、新記録を打ち立てる大ヒットとなった。そのわずか3カ月後に松竹で公開された『八つ墓村』も驚異の大ヒット。まさに空前絶後の大ヒットメーカーぶりを示す。『八つ墓村』ではオカルティズム色を強く出し、以後その傾向が深まる。1982年、脚本・製作・監督した東宝創立50周年記念映画『幻の湖』が、わずか1週間で興行打ち切り。続く2本の脚本作品も大不振。その「暴走」ぶりは謎を残す。以後、体調不良で引退状態が続くが、2008年に『私は貝になりたい』を自らリメイク。2000年には、故郷の兵庫県市川町に「橋本忍記念館」がオープン。2018年4月18日に生誕100年を迎えたが、その4カ月後の7月19日、肺炎のため死去。手掛けたシナリオ数は映画作品だけでも72本、その他テレビ、舞台など多数残した。小説も手掛け、『悪の紋章』(1963年)、『独裁者のラブレター』(1969年)などがある。2023年、生誕105年、没後5年を迎えた。

「橋本忍映画祭2024」に寄せて 春日太一(時代劇・映画史研究家)
怒り、恨み、そして呪い。さまざまな理不尽に苛まれ、それに抗う人びとの物語を橋本忍は描いてきました。しかも、ほぼ全てが悲劇でありながら、エンターテインメントとしても成り立っていて、多くの作品が大ヒットを遂げています。そんな橋本脚本のエッセンスにあふれた作品の数々がラインナップされています。新春早々――いさかか重苦しいかもしれませんが――橋本忍の理不尽ワールド、ぜひスクリーンで味わってくださいませ!

上映作品

平手造酒 改題縮尺版『利根の血しぶき』

平手造酒 改題縮尺版『利根の血しぶき』1951(→1959)年/新東宝・綜藝プロ/白黒/〈改題縮尺版〉64分/デジタル
監督:並木鏡太郎/原作:中山義秀/脚本:橋本忍/撮影:河崎喜久三/美術:梶由造/音楽:清瀬保二
出演:山村聡、月形龍之介、花井蘭子、柳永二郎、鳥羽陽之助、清水元、汐見洋、杉寛、清川荘司、横山運平、瀬川路三郎

◆悲劇の剣客、平手造酒の半生を描いた中山義秀原作を、前年公開の『羅生門』に続き、プロのシナリオライターになった橋本が脚色した第2作。映画の評判もよく新進ライターとしては破格の脚本料となる。前年、嵐寛主演の『大利根の夜霧』で平手を演じた山村聰が自分の意に反して孤独の中に落ち込んでいく平手を悲愴感たっぷりに名演。短縮版での上映。

 

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「暗闇の丑松」より 初姿丑松格子

「暗闇の丑松」より 初姿丑松格子1954年/日活/白黒/101分/デジタル
監督:滝沢英輔/原作:長谷川伸/構成:橋本忍/脚本:堀江正太/撮影:山崎安一郎/美術:水谷浩/音楽:大森盛太郎
出演:島田正吾、島崎雪子、辰巳柳太郎、石山健二郎、秋月正夫、宮城千賀子、滝沢修、野村清一郎、清水彰、小沢慶太郎、千秋実、馬淵晴子

◆日本映画史上に輝く傑作『七人の侍』の後、一躍人気脚本家となった橋本が長谷川伸原作の脚本を構成した異色時代劇。深川の料理屋の板前の丑松(島田)は、恋女房のお米(島崎)に横恋慕する店の息子を殺したことから、お米を料理人元締めに預けて江戸を逃れる。ほとぼりが冷めた2年後、丑松が江戸に戻ってみると…。新国劇総出演の娯楽活劇。

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夜の鼓

夜の鼓1958年/現代ぷろだくしょん・松竹/白黒/95分/35mm
監督:今井正/原作:近松門左衛門/脚本:橋本忍、新藤兼人/撮影:中尾駿一郎/美術:水谷浩/音楽:伊福部昭
出演:三國連太郎、有馬稲子、森雅之、雪代敬子、日高澄子、東野英治郎、柳永二郎、菅井一郎、殿山泰司、奈良岡朋子、毛利菊枝、夏川静江、金子信雄、加藤嘉

◆今井正と傑作『真昼の暗黒』(1956)を手掛けた橋本が、近松門左衛門の『堀川波の鼓』を翻案し今井が監督した初の時代劇。長年の江戸勤務を終え帰郷した武士(三國)が妻(有馬)の不義密通の噂を聞いたことから…。現在と過去を自在に交錯させて推理劇的構成で描く橋本の本領発揮。下級武士の綿密な時代考証を施した傑作不条理劇!

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奴が殺人者だ

奴が殺人者だ1958年/東宝/白黒/94分/35mm
監督:丸林久信/原作:樫原一郎/脚本:橋本忍/撮影:遠藤精一/美術:阿久根巌/音楽:宅孝二
出演:佐藤允、土屋嘉男、天本英世、淡路恵子、中丸忠雄、峯京子、横山道代、中田康子、東郷晴子、山茶花究、生方壮児、加藤春哉、桐野洋雄


◆樫原一郎の刑事物語『汚れた刑事』を橋本が脚色したサスペンスアクション。隅田川で二人の水死体が発見された。一人は麻薬密売人と親しかったことから、麻薬取締官・石原(佐藤)が組織に潜入する。殺し屋(天本)の助手につき、恐怖に満ちた潜入捜査を行うが、殺し屋は薬物中毒者だった!天本の壮絶な演技などスリラー色もたっぷりの快作。

 

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鰯雲

鰯雲1958年/東宝/カラー/129分/35mm
監督:成瀬巳喜男/原作:和田傳/脚本:橋本忍/撮影:玉井正夫/美術:中古智、園真/音楽:斎藤一郎
出演:淡島千景、新珠三千代、司葉子、水野久美、木村功、小林桂樹、中村鴈治郎、加東大介、杉村春子

◆東京近郊の農家を舞台に、田園でのロケーション撮影という成瀬初のカラー・ワイドスクリーン作品。和田傳原作を橋本の脚本をえて、戦後の農地改革の波が押し寄せる農村社会、新旧世代の対立など、そこに生きる人々を詩情豊かに描く群像激。淡島が女手ひとつで息子を育て上げる農家の戦争未亡人を好演。成瀬の異色作。


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七つの弾丸

七つの弾丸1959年/東映東京/白黒/89分/35mm
監督:村山新治/脚本:橋本忍/撮影:仲沢半次郎/美術:森幹男/音楽:林光/録音:広上庄三/照明:森沢淑明
出演:三國連太郎、今井俊二、伊藤雄之助、高原駿雄、久保菜穂子、星美智子、加藤嘉、神田隆、清村耕次、左卜全、成瀬昌彦、花澤徳衛

◆昨年生誕100年を迎えた東映ノワールの雄・村山新治と橋本が唯一タッグを組んだ作品。昭和30年、大阪北浜で発生した銀行強盗殺人事件の舞台を東京に置き換え橋本が脚色。犯人(三國)の側にカメラを据えながら、次第にその被害者たちへと視点を変えていく異色の犯罪映画。橋本脚本、村山のドキュメンタリータッチの演出が光る。



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ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐

ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐1960年/東宝/カラー/118分/35mm
監督:松林宗恵/脚本:橋本忍、國弘威雄/特技監督:円谷英二/撮影:山田一夫/美術:北猛夫、清水喜代志/音楽:團伊玖磨
出演:夏木陽介、三船敏郎、鶴田浩二、池部良、宝田明、佐藤允、田崎潤、志村喬、藤田進、船戸順、小泉博、中丸忠雄、平田昭彦、土屋嘉男、上原謙、宝田明、上原美佐

◆ハワイ真珠湾奇襲からミッドウェイ海戦までを東宝オールスターで描く超大作。奇襲攻撃から日本軍がひた隠しにした海戦の敗北を、若き海軍兵の北見中尉(夏木)の視点から描く。戦争の実情と死んだ兵士たち、そして銃後をシナリオ化した橋本、國弘の師弟コンビ、さらに円谷の見事な特撮、松林監督の無常観溢れた東宝戦争映画の代表作。



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切腹

切腹1962年/松竹京都/白黒/135分/35mm
監督:小林正樹/原作:滝口康彦/脚本:橋本忍/撮影:宮島義勇/美術:大角純一、戸田重昌/音楽:武満徹
出演:仲代達矢、三國連太郎、石濱朗、岩下志麻、丹波哲郎、佐藤慶、稲葉義男、三島雅夫、中谷一郎、松村達雄、井川比佐志

◆『生きる』の次に黒澤明と創るはずだった武士が切腹する一日の企画から10年、滝口康彦の「異聞浪人記」をもとに自らの意思で書き上げた橋本の会心作を、小林正樹が映画化した傑作。現在と過去の時間軸を錯綜させながら封建社会の非人間性を問う秀逸な脚本。回想シーンを活かした構成、また撮影、音楽、美術など素晴らしい完成度!


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悪の紋章

悪の紋章1964年/宝塚映画/白黒/131分/35mm
監督・脚本:堀川弘通/原作・脚本:橋本忍/脚本:広沢栄/撮影:逢沢譲/美術:松山崇/音楽:黛敏郎
出演:山崎努、新珠三千代、岸田今日子、佐田啓二、北あけみ、大坂志郎、戸浦六宏、清村耕次、志村喬、柳永二郎

◆橋本は朝日新聞に新聞小説も連載していた! 1962年より連載の同名小説を同じ黒澤門下の堀川が映画化。ある事件を捜査中、罠にはまり投獄された元刑事(山崎)。出所後、名前を変え興信所調査員となり自分を陥れた背後関係を追求するうち、巨大コンツェルンの陰謀を知って…。橋本の人間の執念の凄まじさに圧倒!!



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侍1965年/東宝・三船プロダクション/白黒/122分/35mm
監督:岡本喜八/原作:郡司次郎正/脚本:橋本忍/撮影:村井博/美術:阿久根厳/音楽:佐藤勝
出演:三船敏郎、小林桂樹、伊藤雄之助、松本幸四郎、新珠三千代、東野英次郎、藤田進、志村喬、八千草薫、杉村春子、中丸忠雄、黒沢年男

◆郡司次郎正原作『侍ニッポン』5度目の映画化。橋本は大幅な脚色を加えて重厚なドラマを構築。時の大老・井伊直弼に暗殺を企てた“桜田門外の変”を、スピーディなカッティングによるラグビーまがいのチャンバラ・アクションで描く。暗殺に関わった鶴千代(三船)のあまりに悲しい結末。情け容赦のない橋本脚本の極地!



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霧の旗

霧の旗1965年/松竹大船/白黒/111分/35mm
監督:山田洋次/原作:松本清張/脚本:橋本忍/撮影:高羽哲夫/美術:梅田千代夫/音楽:林光
出演:倍賞千恵子、新珠三千代、滝沢修、川津祐介、近藤洋介、市原悦子、内藤武敏、金子信雄、内藤武敏、河原崎次郎、穂積隆信

◆『張込み』(1958)に始まり『砂の器』(1974)まで、数々の松本清張原作を手掛けた橋本の「清張もの」第4作。貧しさゆえに殺人容疑で捕えられ死刑判決を受けた兄(露口)。無実を信じる妹(倍賞)は、依頼を断った弁護士(滝沢)に対して理不尽ともいえる復讐心に火がつき…。庶民派・倍賞千恵子が冷酷非情な女を熱演。



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大菩薩峠

大菩薩峠1966年/宝塚映画/白黒/120分/35mm
監督:岡本喜八/原作:中里介山/脚本:橋本忍/撮影:村井博/美術:松山崇/音楽:佐藤勝
出演:仲代達矢、新珠三千代、内藤洋子、加山雄三、三船敏郎、西村晃、中谷一郎、藤原釜足、天本英世、佐藤慶

◆名匠・岡本喜八監督が宝塚映画で撮った唯一の作品。何度も映画化された原作を、橋本脚本を得て合理的な解釈で演出。妖剣“音無しの構え”を操る無頼の剣客・机龍之助(仲代)。その虚無に囚われた業深き魂の彷徨と凄惨かつ壮絶な戦いを描く。仲代、加山雄三、そして三船敏郎の3大スターが共演。ラストの殺陣シーンたるや!



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風林火山

風林火山1969年/三船プロ・東宝/カラー/165分/35mm
監督:稲垣浩/原作:井上靖/脚本:橋本忍、国弘威雄/撮影:山田一夫/美術:植田寛/音楽:佐藤勝
出演:三船敏郎、萬屋錦之助、石原裕次郎、佐久間良子、中村翫右衛門、緒形拳、中村賀津雄、中村勘九郎、田村正和

◆三船敏郎率いる三船プロが、井上靖の原作にすべてを注ぎ込みオールスターで製作した超大作。武田信玄(萬屋)の懐刀で稀代の戦術家・山本勘助(三船)を通して、戦国時代の人間群像と闘いを描き、年間興行収入1位になった大ヒット作。時代に翻弄された男たちの葛藤、敵将の娘・由布姫(佐久間)への慕情など骨太で緻密なドラマに感歎!



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砂の器

砂の器1974年/松竹・橋本プロダクション/カラー/143分/DCP → 35mm
監督:野村芳太郎/原作:松本清張/脚本:橋本忍、山田洋次/撮影:川又昻/美術:森田郷平/音楽:芥川也寸志/製作:橋本忍、佐藤正之、三嶋与四治
出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子、佐分利信、山口果林、緒形拳、加藤嘉、笠智衆、渥美清、 夏純子、松山省二、内藤武敏、春川ますみ、稲葉義男、花沢徳衛

◆迷官入りかと思われた蒲田操車場殺人事件。“カメダ”という言葉を手掛かりに捜査を続ける刑事たち。やがてその事件の影に若き天才作曲家の存在が浮かびあがる…。松本清張の傑作サスペンスを、構想に14年、脚本・橋本と山田、監督・野村で描いた堂々たる傑作。日本の四季を縦断しての撮影、ラスト40分のコンサートシーンの素晴らしさ!!



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八甲田山

八甲田山1977年/橋本プロ・東宝・シナノ企画/カラー/171分/DCP
監督:森谷司郎/原作:新田次郎/脚本:橋本忍/撮影:木村大作/美術:阿久根
巖/音楽:芥川也寸志/製作:橋本忍、野村芳太郎、田中友幸
出演:高倉健、北大路欣也、三國連太郎、大滝秀治、丹波哲郎、加山雄三、藤岡琢也、緒形拳、小林桂樹、島田正吾、前田吟、森田健作、栗原小巻、加賀まり子、秋吉久美子

◆日露戦争の2年前に起こった日本陸軍の悲劇を描いた新田次郎原作の映画化。寒地大作のため、八甲田山での雪中行軍訓練を立案するが…。『砂の器』と本作を作るために野村、森谷と橋本プロを設立。映像化不可能と言われた原作を巨額の製作費、豪華な俳優陣、厳しい雪中で3年を掛け撮影を敢行、日本映画史に残る記録的な大ヒットを記録。



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幻の湖

幻の湖1982年/東宝・橋本プロ/カラー/164分/35mm
監督・脚本・原作:橋本忍/撮影:中尾駿一郎、斎藤孝雄、岸本正広/美術:村木与四郎、竹中和雄/音楽:芥川也寸志/製作:佐藤正之、大山勝美、野村芳太郎、橋本忍
出演:南條玲子、北大路欣也、関根恵子、大滝秀治、隆大介、星野知子、光田昌弘、長谷川初範、かたせ梨乃、宮口精二、室田日出男

◆『砂の器』『八甲田山』と人の歩く映画が2本続き、橋本プロ第3弾は人が走る映画にしたいと企画。愛犬を殺されたジョギング好きのトルコ嬢が駆け抜ける珍道中!? 400年前から、現代、未来まで見果てぬ幻の夢を追い続ける人間を描いた驚きのファンタジーロマンで「東宝50周年記念作品」。あまりの不入りで打ち切られたが、いまや「キング・オブ・カルト」!



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愛の陽炎

愛の陽炎1986年/松竹/カラー/108分/35mm
監督:三村晴彦/脚本:橋本忍/撮影:羽方義昌/美術:森田郷平/音楽:福島新一/企画:杉崎重美 橋本信吾
出演:伊藤麻衣子、萩原流行、司葉子、北林谷栄、風祭ゆき、熊谷真実、戸川京子、高田純次、小倉一郎、山田辰夫、佐野浅夫

◆『幻の湖』に続き、奇怪というか恐るべしというか橋本の怪作シナリオを『天城越え』の三村晴彦が映画化。埼玉県飯能市を舞台に、20歳の快活なルミ子(伊藤)が、結婚を約束していたトラック運転手(萩原)に裏切られ、代々伝わる五寸釘で復讐を試みるサスペンス・ホラーにしてオカルト趣味のラブ・ロマンス。



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トークショー


1/6(土)14:25『切腹』上映後
1/7(日)12:10『幻の湖』上映後
1/8(月・祝)10:00『八甲田山』上映後
ゲスト:春日太一さん(時代劇・映画史研究家)(「鬼の筆」著者)

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大阪自由大学映画講座

日時:12/18(月)18:30〜 ※終了20:30予定
講師:上倉 庸敬さん(大阪大学名誉教授)
会場:シネ・ヌーヴォX(シネ・ヌーヴォ2F)
参加費:1000円
★12/11(月)よりオンライン・窓口でチケットを販売!
オンラインチケットはこちら

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入場料金

回数券 

●当日5回券6,000円/シニア5回券5,500円/会員5回券5,000円

当日券

●一般1,500円/シニア1,200円/会員・学生1,100円/高校生以下1,000円

※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。(※回数券のご購入、ご予約は窓口のみ)
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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