
アンドリューNDR114
◆舞台は2005年、家事手伝いのロボットとしてマーティン家にやってきたロボットアンドリューは人と同じように感情を持ち思考することができた。そんな彼が家族の変化を見守りながら時は流れる。やがて人間のように生きたいと願うようになった彼は発明家の元を訪れ自分の人間としての身体を求めた。かつて暮らしていた家族の子孫である女性と恋に落ちるアンドリュー。彼の200年の「人生」の物語。
AI(Artificial Intelligence : 人工知能)の急速な発展により、私たちの生活や価値観は日々大きく変化しています。特に、2022年にOpenAIが公開した対話型AI「ChatGPT」の登場以降、テキスト・画像・音声などを自律的に生成する「生成AI」は、一般社会にも広く浸透し、注目を集める存在となりました。こうした時代に生きる私たちは、AIとどのように共生していくべきなのでしょうか。利便性の裏にある不安、仕事や創造性の在り方の変化、AIとの距離感——期待と不安が入り混じる中で、いま改めて「過去の映画作品」から学ぶ意義があると考えています。
本企画では、「AIとの共生」をテーマに、5つの映画作品の特集上映を行います。これらの映画の多くは、AIが現在のように発展する以前に制作されたにもかかわらず、驚くほど鮮明に、そして豊かな想像力で未来のAI社会を描いています。フィクションでありながら、現実に起こりつつある課題や人間の感情に対する鋭い洞察を含んでおり、今だからこそ見直すことで、新たな発見があると確信しています。AIと共生する未来は、本当に実現可能なのでしょうか。映画をきっかけに、私たち一人ひとりがこの問いに向き合い、共に考える機会をつくりたいと考えています。
◆舞台は2005年、家事手伝いのロボットとしてマーティン家にやってきたロボットアンドリューは人と同じように感情を持ち思考することができた。そんな彼が家族の変化を見守りながら時は流れる。やがて人間のように生きたいと願うようになった彼は発明家の元を訪れ自分の人間としての身体を求めた。かつて暮らしていた家族の子孫である女性と恋に落ちるアンドリュー。彼の200年の「人生」の物語。
◆ロートン博士を探すため、人間とロボットが共存する巨大都市「メトロポリス」にやって来たヒゲオヤジとケンイチ。そこでケンイチは、ロートンによって造られたロボットの少女ティマと出会う。しかしティマには、人間とロボット、そしてメトロポリスの運命が託されていた。
◆アンドロイドが家電のように使われる時代。高校生のリクオは、ある日、人間とロボットの区別をしない不思議な喫茶店「イヴの時間」に足を踏み入れる。そこでは、機械だと思っていた存在がまるで人間のように振る舞っていた。喫茶店で出会う人々との交流を通じて、リクオはアンドロイドとの関係を見つめ直していく。
◆舞台は近未来のロサンゼルス。セオドアは手紙の代筆を生業とする男。孤独な日々を過ごしていた彼が出会ったのは人工知能SOのサマンサ。彼女とのやりとりを通して次第に惹かれあっていくセオドア。形の見えない彼女とのつながりを通して人とAIの関係について問う物語。
◆科学技術が席巻する近未来、日本では「自由死」という制度が導入され、自らの意思で死を選べるようになっていた。朔也の母もまた自由死を選び、急逝する。母の選択を受け止めきれない朔也は、仮想空間に母のVF(バーチャル・フィギュア)を再現する。しかし、そのVFは、次第に朔也も知らない母の姿を見せるようになっていく。
11/1(土)16:30『メトロポリス』上映後
ゲスト:松原仁さん(京都橘大学 工学部教授 情報学 教育研究センター長)
1500円均一 学生・ハンディキャップ1000円
※回数券・招待券使用不可
※ご鑑賞の7日前から窓口とオンラインでチケットのご購入が可能です。ご鑑賞当日はオンライン予約の方は専用窓口で発券、当日券の方は窓口で指定席をお選びの上、開始時間の10〜15分前からご入場いただきます。
<全席指定席>となります。満席の際はご入場出来ませんので、ご了承下さい。
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