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※5/17(土)よりロードショー
『ランジェ公爵夫人』
岩波ホール創立40周年記念作品 セテラ・インターナショナル20周年記念作品
2007年/フランス、イタリア/137分/カラー/配給:セテラ・インターナショナル
◎監督・脚本:ジャック・リヴェット◎原作:オノレ・ド・バルザック ◎共同脚本:パスカル・ボニゼール、クリスティーヌ・ローラン◎撮影:ウィリアム・リュプチャンスキー ◎編曲・音楽編集:ピエール・アリオ ◎録音:フロリアン・エイデンベンズ ◎美術:マニュ・ド・ショーヴィニ ◎衣装:マリア・ラメダン=レヴィ ◎編集:ニコール・リュプチャンスキー
◎出演:ジャンヌ・バリバール、ギョーム・ドパルデュー、ミシェル・ピコリ、ビュル・オジエ
ジャック・リヴェット監督が、カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した『美しき諍い女』(1991)に続き、フランスの文豪バルザックの名作を忠実に、完璧なまでの美しさで完全映画化。『アウト・ワン』(70)、『美しき諍い女』に続き、三度、バルザックに挑み、力強く、堂々たる風格の文芸作品を生み出した。19世紀初頭パリの虚飾と欺瞞に満ちた貴族社会を舞台に、最初は戯れのように見えた二人が、いつしか激しく恋愛に陶酔してゆく姿をとおして、男と女の普遍的な関係を見事に描き出す。その徹底した細部へのこだわりと、冷静な眼差しは、恋に身を焦がす男女の心情を際立たせ、二人の甘美で幻想的な世界に、観る者の魂を誘う。
艶やかにモンリヴォーを誘惑するランジェ公爵夫人を演じるのは、フランスの人気女優で、リヴェット監督の『恋ごころ』でも主役を演じたジャンヌ・バリバール。強烈な存在感を放つモンリヴォー将軍を演じた『ポーラX』のギヨーム・ドパルデューは、父親ジェラール・ドパルデューに勝るとも劣らない名演技で魅了する。二人の演技は、時代と世界を超え、現代の私たちの胸に愛の真実の姿を突きつけてくる。また脇を固める名優ミシェル・ピコリとビュル・オジエの風格ある演技は作品に重厚感を与えている。『ランジェ公爵夫人』はリヴェット監督の冴え渡った練達の演出と、俳優たちの素晴らしい演技、蝋燭の灯などの自然光を生かした美しい映像、貴族社会を忠実に再現した美術や衣裳などにより、格調高い輝きを放っている――。
ストーリー
パリの華やかな舞踏会でランジェ公爵夫人は、モンリヴォー将軍と出会う。公爵夫人に激しい恋心を抱くモンリヴォー。公爵夫人は思わせぶりな振舞いで彼を翻弄し続ける。追い詰められたモンリヴォーは、たしなみや信仰を理由に拒絶する公爵夫人を、誘拐するという手段に打って出る。それを機に恋に目覚めた公爵夫人。彼女はモンリヴォーに熱烈な手紙を送りはじめるが、彼は徹底的に無視する。拒絶されたと思いこんだ公爵夫人は、失意のうちに世俗社会から離れてゆく・・・。
作品サイト http://www.cetera.co.jp/Langeais/
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