※5/3(土)よりロードショー
『窯焚−KAMATAKI−』(R-18)
2005年/カナダ・日本/110分/配給:ティ・ジョイ
◎監督・脚本・編集:クロード・ガニオン ◎撮影:浦田秀穂 ◎陶芸指導:神崎紫峰 ◎美術:竹山聖 ◎主題歌:ジョラン
◎出演:藤竜也、吉行和子、渡辺奈穂、リーソル・ウィルカーソン、クリス・ハイヤデル、マット・スマイリ−

★第29回モントリオール世界映画祭史上初5冠達成/第56回ベルリン国際映画祭キンダー部門審査員特別賞 受賞


父の死によって生きる意欲を失いケンは自殺を試みるが未遂に終わる。ケンの母は、父の兄の住む滋賀県信楽(しがらき)で陶芸家をしている叔父、琢磨を訪ねる事を勧める。温かく迎える琢磨だが、ケンの傷ついた心を理解しようとしない。女性に奔放な琢磨に繊細なケンにいらだちを覚えながらも琢磨の作品や、信楽の自然の優しさに徐々に心を開いていく。そんなケンに、琢磨は陶芸の最終行程の窯焚を任せると言い出す。プレッシャーと闘いながらの10日間の窯焚きが始まる…。

窯焚とは、ガスや電気、薪を利用して陶器を焼く過程の事。劇中の窯焚きは陶芸家・神崎紫峰の「穴窯」を使い、赤松の薪で10日間休むことなく焚き続け、焼成されたものである。人工的な釉薬を一切使用せず陶器を焼くこの技法は、日本独特の文化であり他に類をみない。古くは桃山時代、日本六古窯の一つとして信楽で生まれ、その美しさから古代技術の最高峰と言われている。

外国人から見た日本の姿を描いてきたクロード・ガニオンが自然の美しさと人間の温かさを真摯に綴る。前作『Keiko』では日本監督協会新人賞に輝いた。美術監督は奥田瑛二監督「るにん」で美術アドバイザーを務めた竹山聖。 主人公を演じるのはカナダ期待の新人、マット・スマイリー。ナイーブな少年が叔父の深い愛情によってやがて生きる情熱を取り戻していく過程を細やかに演じている。自身も陶芸を趣味とする藤竜也は、芸術と女性を愛し自然体で生きる奔放な男性という魅力的な人間像を作り上げている。吉行和子は日本人女性の真の強さを見事に表現し、その存在は揺るぎない。

作品サイト http://www.kamatakimovie.com/jp/site.html

上映スケジュール
5/3(土)〜16(金) 13:50/16:00/18:30

料金
一般1700円、 学生1400円、 高中小・シニア・会員1000円、 前売1400円


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