新藤兼人95歳、映画監督 痛切な戦争体験を描いた感動作!
8/11(土)よりロードショー


『陸に上がった軍艦
(オカニアガッタグンカン)

2007年/日本/カラー/95分
/配給:パンドラ、シネマ・ディスト
◎原作・証言・脚本:新藤兼人
◎監督:山本保博
◎製作:平形則安 
◎撮影:林雅彦(ドラマ・パート)、海老根務(ドキュメンタリー・パート)
◎音楽:沢渡 一樹
◎出演:蟹江一平、滝道賢一、大地泰仁、加藤忍、二木てるみ、大竹しのぶ(語り)

戦争はおかしくて、哀しくて、厳しくて残酷だ。
この映画を観ればよくわかる!!

1944年春、召集令状を受けて32歳で広島県呉海兵団に二等水兵として入隊した新藤兼人。
6月には宝塚海軍航空隊に配属され、翌年一等水兵で敗戦を迎えた。この映画は95歳にして現役、日本映画界最高齢の監督が、証言者として出演し自身の戦争体験を語ったドキュメンタリードラマである。弱兵目線で戦争の不条理さを描き、辛辣でありながら滑稽さあふれる作品に仕上げたのは、山本保博。“新藤組”の助監督を長く務めた俊英のデビュー作は、恩師の記憶を映像で再現した入魂の一作。
圧倒的な迫力でスクリーンから語りかける老兵の声!!

 

<弱兵戦記> 新藤兼人
一年半の兵隊生活であったが、一年間はみっちりと殴られ、精神棒をくらい、前へ支えなどあらゆる体罰をもらった。士官や下士官の中には兵隊をオモチャのように思い、殴って遊ぶヤツもいた。もっともわれわれ弱兵は、彼らから見れば歯がゆい存在であったかもしれない。三十前後のシャバの生活人だから、動作は鈍く、頭の切れも悪く、殴って蹴り倒したくなるほど目ざわりのものであったのだろう。。だが、われわれも日本の兵隊だった。脱走などは考えず、命じられれば、火の中水の中でも飛び込んでいく兵隊だった。
爆弾が落ちる最中、壕の上に身をさらし、殴り殴られる兵隊であった。
日本精神にあふれ、祖国のために指揮をとる立派な軍人にけちをつけるつもりはいささかもないが、お前らはクズだ、と足蹴にされた兵隊も、日本のために闘ってきた一人の日本人なのだ。
多くの戦記読物がある。だが弱兵の記録はない。なぜなら、彼らは穴を掘り、殴られ、雑役に追い回されただけだからだ。そんなみじめな戦記を誰が書くか、思い出したくないのだ、戦争そのものを。

 


上映スケジュール
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当日料金
一般1700円、学生1400円、シニア1000円、高・中・小800円

前売料金
1400円好評発売中
劇場窓口、チケットぴあ、ファミリーマート、サンクスサークルk<Pコード:477-812>他にて発売中)

※団体割引あり(ゼミ、各種団体などにご利用ください。詳しくはお問い合わせください)

作品サイト
 http://www.oka-gun.com/


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