プログラムピクチャー全盛の時代、日活で異彩を放っていた映画監督がいた。
鈴木清順---原色を使った鮮やかな色彩、時空間を超越する驚異の場面転換、斬新なカメラワーク
そしてリズムで、時代の先を進んだ鮮やかな映画監督だった。
「セイジュンを見たか」は映画ファンの合言葉になっていた。
しかし67年、『殺しの烙印』を見た日活社長が「わけのわからん映画」と激怒し、
68年に一方的に清順監督を解雇。
時代は全共闘華やかりし頃、その解雇に抗議する「鈴木清順問題共闘会議」も発足し、
大規模な抗議デモ行進にまで発展した。同時期、フランスでもシネマテーク・フランセーズ
事務局長ラングロワ解雇事件が起こり、ゴダール、トリュフォーらが猛抗議。
政治の季節の中、カンヌ映画祭までも中止に追い込まれていった。
日本の清順監督を支える運動も大きく注目されたが、3年後和解するも、最も
脂の乗り切った40代後半を失う代え難い結果となった。
その後、10年を経て『悲愁物語』で復帰。
かたずを飲んで待ちかねていた映画ファンに、空白を感じさせない自然体スタイル、
いつの時代も飄々とした清順監督は不変だった!
さらにドーム型劇場“シネマ・プラセット”で傑作『ツィゴイネルワイゼン』を発表。
続く『陽炎座』などで映画ファンを改めて魅了!
映画も人生もセイジュンスタイル、まさに奇跡的存在の希有な映画監督。
デビュー50周年を記念し、デビュー作からの48作品を一挙上映!!
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鈴木清順監督プロフィール Seijun Suzuki
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1923年5月24日、東京・日本橋の呉服屋の長男として誕生。生まれてまもなく関東大震災に被災。日本橋から下町に移り住む。43年、旧制弘前高等学校(現弘前大学)に入学してまもなく学徒出陣。復員後の48年に卒業後、松竹大船の助監督試験に合格。同期に松山善三、井上和男、齋藤武市、中平康などがいる。
54年、制作再開した日活に移籍し、滝沢英輔、山村聡、佐伯清に就いたのち、野口博志に師事。56年、本名で『港の乾杯 勝利をわが手に』で監督デビュー。58年に鈴木清順と改名。プログラムピクチャーの巧い作り手として評価され、以後名作・快作・佳作を連打する。67年に発表した『殺しの烙印』が当時の日活社長=堀久作から「わけのわからん映画」と激怒され、翌年4月、日活から一方的に専属契約を打ち切られる。同時期、シネクラブ研究会が清順作品の上映を計画するも、堀社長はプリント貸出を拒否。それによって映画関係者やジャーナリズムを巻き込んだ「鈴木清順問題共闘会議」が発足(71年12月に和解)。この間、70年にフジテレビ「恐怖劇場アンバランス」の一環として監督した『木乃伊の恋』(放映は73年)やCMの演出、シナリオなどを執筆。
77年『悲愁物語』で実の10年ぶりに劇場映画に復帰。80年に発表した『ツィゴイネルワイゼン』、続く『陽炎座』(81年)、『夢二』(91年)の三作が“大正ロマン三部作”として国内外で評価される。また「日本映画監督協会俳優部」を自称し、俳優としても数々の映画・テレビに出演。01年には『殺しの烙印』を自らリメイクした『ピストルオペラ』を発表。さらに05年、長年温めていた企画『オペレッタ狸御殿』をチャン・ツィイー、オダギリジョー主演で公開。「映画の限界を超えた」と評され、05年カンヌ国際映画祭で特別招待上映。03年に織部賞、05年に山路ふみ子映画賞、06年には川喜多賞受賞。クエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイなどの監督たちからリスペクトされる日本が誇る映画監督である。昨年映画監督デビュー50年を迎えた。
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◆港の乾杯 勝利をわが子に 1956年/65分/日活
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監督:鈴木清太郎/脚本:中川順夫、浦山桐郎/撮影:藤岡粂信
出演:三島耕、牧真介、南寿美子、天路圭子、青木光一、菅井一郎、佐野浅夫、芦田伸介、河津清三郎、永井柳太郎
清太郎(清順)の処女作。競馬の八百長事件に巻き込まれた騎手の弟を、兄が捨て身で救う歌謡映画。
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◆帆綱は唄う 海の純情 1956年/48分/日活 デジタル上映
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監督:鈴木清太郎/脚本:田辺朝巳、真弓典正/撮影:永塚一栄
出演:春日八郎、小林重四郎、高田敏江、天草四郎、高友子、小田切みき
春日八郎の『海の純情』を元歌にした歌謡映画。芸者や同僚にモテまくる捕鯨船砲手助手・八郎の奮闘。
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◆悪魔の街 1956年/79分/日活 デジタル上映
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監督:鈴木清太郎/原作:松村基生/脚本:白石五郎/撮影:永塚一栄
出演:河津清三郎、芦田伸介、菅井一郎、三島謙、深江章喜、由美あづさ
清太郎(清順)初のアクション映画で、根強い人気を誇る河津清三郎のギャングもの。脱獄したギャングのボスとその子分の、忠誠と裏切り。
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◆浮き草の宿 1957年/74分/日活 デジタル上映
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監督:鈴木清太郎/原作・脚本:山崎巌/撮影:中尾利太郎/音楽:江口夜詩
出演:二谷英明、春日八郎、山岡久乃、木室郁子、宮崎準、小沢昭一、安部徹、高品格
日活の新人スター・二谷英明を起用したB級アクション。歌謡映画とハードボイルドが混然一致となったストーリー。
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◆8時間の恐怖 1957年/78分/日活
デジタル上映
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監督:鈴木清太郎/原作・脚本:棚田吾郎、築地六郎/撮影:永塚一栄
出演:二谷英明、金子信雄、南寿美子、福田文子、植村謙二郎、深見泰三、三鈴恵以子
台風のために臨時バスに乗り込んだ15人の乗客と、二人組みのギャングが繰り広げる、本格サスペンス。
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監督:鈴木清太郎/原作:鷲尾三郎/脚本:田辺朝巳、陶山鉄/撮影:松橋梅夫
出演:水島道太郎、白木マリ、菅井一郎、庄司永健、雪岡純、二谷英明、宍戸錠
白木マリ演ずる“裸女”を前面に押し出した娯楽活劇篇。カメラマンの男と謎の女が繰り広げる悪女ものの和製フィルム・ノワール。
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監督:鈴木清順/原作・脚本:佐治乾/撮影:中尾利太郎/音楽:山本直純
出演:水島道太郎、白木マリ、芦田伸介、高品格、安部徹、二谷英明、近藤宏、深江章喜
日活スコープの特長を生かした娯楽映画。密輸ダイヤをめぐるギャング同士の闘争。本作から清太郎は清順と名乗る。
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監督:鈴木清順/原作:藤口透吾/脚本:寺田信義、岡田達門/撮影:山崎善弘/音楽:林光
出演:左幸子、小林旭、浅丘ルリ子、二谷英明、宍戸錠、殿山泰司、高品格、安部徹
小林旭がふてくされたアウトロー、左幸子が青少年非行矯正ボランティアの女に扮した、清順の太陽族青春映画第一弾。
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監督:鈴木清順/原作:一条明/脚本:鈴木兵吾、津路嘉郎/撮影:永塚一栄
出演:小林旭、稲垣美穂子、渡辺美佐子、二谷英明、高友子、小沢昭一、野呂圭介
前作『踏みはずした春』に続く、清順の日活無軌道青春映画第二弾。清順独自の映像美が炸裂。
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監督:鈴木清順/原作:松本清張/脚本:秋元隆太、佐治乾/撮影:永塚一栄/美術:坂口武玄/音楽:林光
出演:二谷英明、南田洋子、高原駿雄、宍戸錠、芦田伸介、金子信雄、野呂圭介
アクションのカッティング処理など随所で後年の清順美学がちら見えする、原作・松本清張のミステリー映画。
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監督:鈴木清順/原作:松浦健郎/脚本:石井喜一/撮影:柿田勇/音楽:間宮芳生
出演:筑波久子、待田京介、フランク永井、雪丘恵介
清順にしては異色の叙情派純愛ミステリー。クラブのピアノ弾きの女とその恋人、女に想いを寄せる男の三角関係、そして思わぬどんでん返し。
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監督:鈴木清順/原作:鷲尾三郎/脚本:高岩肇/撮影:永塚一栄
出演:葉山良二、筑波久子、岡田真澄、沢たまき、白木マリ、梅野泰靖、近藤宏
ハネムーンの列車内で姿を消した妻が絞殺体となって現れた。残された夫は復讐を誓う。白木マリ、筑波久子の二大グラマー初共演。
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監督:鈴木清順/脚本:鈴木清順、寺田信義/撮影:藤岡粂信/音楽:渡辺宙明
出演:赤木圭一郎、堀恭子、左ト全、高原駿雄、広岡三栄子、藤巻三郎、小沢真好
デビュー間もない赤木圭一郎主演の青春映画。ギャングから思わぬ大金を手に入れた少年の、裏切り、そして死。
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◆13号待避線より その護送車を狙え 1960年/79分/日活
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監督:鈴木清順/原作:島田一男/脚本:関沢新一/撮影:峰重義/音楽:河辺公一
出演:水島道太郎、渡辺美佐子、小沢昭一、白木マリ、芦田伸介、内田良平、安部徹
何者かに護送車が襲われ、囚人が即死、犯人は逃亡。護送責任を問われた看守長は単独で犯人追及に動き出す。島田一男原作のアクション・ドラマ。
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◆けものの眠り 1960年/85分/日活 デジタル上映
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監督:鈴木清順/原作:菊村到/脚本:池田一朗/撮影:峰重義/音楽:鏑木創
出演:長門裕之、吉行和子、芦田伸介、山岡久乃、下元勉、草薙幸二郎
勤勉実直なサラリーマンが麻薬密輸に手を染め、ボスに銃口を向ける。セミ・ドキュメンタリータッチの異色アクション映画。
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監督:鈴木清順/脚本:横山保朗/撮影:峰重義、中尾利太郎/音楽:小杉太一郎
出演:長門裕之、清水まゆみ、小高雄二、中原早苗、永井智雄、高品格
国際密輸組織の内幕を暴く二人の新聞記者の活躍が、セミ・ドキュメンタリータッチで描かれたアクションもの。凝ったカメラ・アングルが印象的。
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監督:鈴木清順/原作:一条明/脚本:星川清司/撮影:萩原泉
出演:川地民夫、禰津良子、奈良岡朋子、芦田伸介、中川姿子、伊藤孝雄、吉永小百合
1960年/80分/日活
松竹ヌーヴェルヴァーグを意識して企画撮影された、グレた高校生たちの痛い日常。禰津良子が独特の存在感を放つ。
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監督:鈴木清順/原作:原健三郎/脚本:山崎巌/撮影:永塚一栄
出演:和田浩治、清水まゆみ、東恵美子、近藤宏、小沢栄太郎、細川ちか子、禰津良子、高品格
清順初のカラー作品。その後盟友関係が続くダイヤモンド・ラインの和田浩治と初めて組んだ、痛快青春アクション。
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監督:鈴木清順/原作:原健三郎/脚本:山崎巌/撮影:永塚一栄/美術:中村公彦/音楽:大森盛太郎
出演:和田浩治、清水まゆみ、禰津良子、南田洋子、ジョージ・ルイカー、小沢昭一、金子信雄、嵯峨善兵、東恵美子
父の急死で松原組三代目を襲名した孝次が、父の死をめぐる陰謀に気づき、真相を突きつめようと奔走する。
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監督:鈴木清順/原作:一条明/脚本:松浦健郎、中西隆三/撮影:永塚一栄
出演:和田浩治、芦川いづみ、清水まゆみ、葉山良二、山岡久乃、富田仲次郎、菅井一郎
和田浩治が豪快な空手で愚連隊相手に大暴れするアクション譚。バーに巣食う悪い大人たちに正義の鉄拳をふるう。
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◆散弾銃(ショットガン)の男 1961年/84分/日活
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監督:鈴木清順/原案:陶山智/脚本:松浦健郎、石井喜一/撮影:峰重義
出演:二谷英明、芦川いづみ、小高雄二、南田洋子、田中明夫、郷 治、佐野浅夫
散弾銃を持った流れ者が、天竜川の大森林地帯で三悪人と対決し、恋人の仇を討つ。日活の西部劇風無国籍アクション。
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監督:鈴木清順/原作:秘田余四郎/脚本:池田一朗、高橋二三、森本吉彦/撮影:伊佐山三郎/音楽:大森盛太郎
出演:和田浩治、清水まゆみ、森川信、藤村有弘、金子信雄、藤岡重慶、島倉千代子
放浪学生と旅芸人の一座の交流。人情喜劇風の生活感とパロディ・アクション風の軽みが絶妙に混在。
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監督:鈴木清順/原作:大村隆弘/脚本:棚田吾郎/撮影:峰重義/美術:中村公彦/音楽:大森盛太郎
出演:和田浩治、葉山良二、清水まゆみ、英百合子、久松洪介、浜田寅彦、郷^治
現職海上保安官の体験談をもとにした、痛快海洋アクション。和田浩治はこの頃から、コミック・アクションだけでなく本格アクションもこなすようになった。
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監督:鈴木清順/原作:八木保太郎/脚本:伊藤直八/撮影:峰重義/音楽:奥村一
出演:和田浩治、野呂圭介、沢道子、金子信雄、渡辺美佐子、山田吾一、安部徹、加藤武
チャンピオンを目指す二人のボクサーを和田浩治と野呂圭介が、ボクシングに憑かれた貧乏トレーナーを金子信雄が演じた、ボクシング映画。清順流プログラム・ピクチュアの真骨頂。
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◆ハイティーンやくざ 1962年/72分/日活 デジタル上映
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監督:鈴木清順/脚本:吉村望、奥園守/撮影:萩原憲治/音楽:伊部晴美
出演:川地民夫、初井言榮、松本典子、杉山俊夫、松尾嘉代、山田禅二、原恵子、木浦佑三、佐野浅夫、田代みどり、久松洪介
商店街でのさばるヤクザを倒したことから、本意ならずも町のヒーローに祭り上げられた高校生の、青春と苦悩。
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監督:鈴木清順/原案:山崎公朗/脚本:小川英、中野顕彰/撮影:峰重義
出演:和田浩治、葉山良二、川地民夫、清水まゆみ、南田洋子、白木マリ、高品格
『百万弗を叩き出せ』に続く清順のボクシング映画。チャンピオンに挑む藤原と、藤原に賭けた奴らの傷だらけのドラマ。
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◆探偵事務所23 くたばれ悪党ども 1963年88分/日活
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監督:鈴木清順/原作:大藪春彦/脚本:山崎巌/撮影:峰重義/音楽:伊部晴美
出演:宍戸錠、笹森礼子、星ナオミ、川地民夫、土方弘、初井言榮、金子信雄、楠侑子
探偵事務所ツースリーの所長・田島が、銃器取引をめぐって銃撃戦を繰り広げる二大ギャング組織を壊滅に追いやる。清順神話化のきっかけとなった作品。
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監督:鈴木清順/原作:大藪春彦/脚本:池田一朗、山崎忠昭/撮影:永塚一栄/美術:横尾嘉良
出演:宍戸錠、木島一郎、渡辺美佐子、鈴木瑞穂、川地民夫、金子信雄、小林昭二、江角英明
「きわめて耽美的な暴力映画」(石上三登志)「日本映画史上もっともアメリカン・ハードボイルドに近づいた作品」(小林信彦)と、多くの映画ファンが驚嘆した一本。
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監督:鈴木清順/原作:今東光/脚本:笠原良三/撮影:峰重義/美術:木村威夫
出演:山内賢、和泉雅子、田代みどり、久里千春、杉山元、野呂圭介、高峰三枝子、芦田伸介、小島和夫、木下雅弘、横田陽子 大正初期、
悪太郎の異名をとり次々と転校を繰り返した、紺野東吾の青春。本作で木村威夫が初めて美術スタッフに参加。
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監督:鈴木清順/原作:平林たい子/脚本:八木保太郎/撮影:峰重義/美術:木村威夫
出演:小林旭、伊藤弘子、平田大三郎、松原智恵子、中原早苗、伊藤雄之助、高品格
鈴木清順=木村威夫コンビの、様式美あふれる仁侠映画。やくざの掟に反抗しながら、悲惨な宿命を背負った男の物語。
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監督:鈴木清順/原作:青山光二/脚本:舟橋和郎、安部桂一、木村威夫/美術:木村威夫/撮影:永塚一栄/音楽:奥村一
出演:小林旭、松原智恵子、久保菜穂子、滝沢修、山内明、深江章喜、川地民夫、高品格
大正中期の浅草を舞台に繰り広げられる任侠アクション。幅広オペラ・ハットに黒マント姿の殺し屋・川地民夫の強烈なインパクト!
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監督:鈴木清順/原作:田村泰次郎/脚本:棚田吾郎/撮影:峰重義/美術:木村威夫/音楽:山本直純
出演:宍戸錠、野川由美子、和田浩治、石井富子、松尾嘉代、富永美沙子
敗戦直後の東京を舞台にたくましく生きる5人の娼婦が、復員兵の伊吹新太郎をめぐって欲望と嫉妬に乱れ狂う。野川由美子が体当たりでボルネオ・マヤを演じる。
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監督:鈴木清順/脚本:竹森竜馬ほか/撮影:峰重義/美術:木村威夫/音楽:鈴木忠典ほか
出演:小林旭、高橋英樹、緑川宏、細川ちか子、高品格、井上昭文、松原智恵子
弟にだけはまじめな一生をおくらせたいと願いながらも、ヤクザの兄と会社員の弟は暴力団の抗争に巻き込まれる。清順が最ものっていた時期の一本。
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監督:鈴木清順/原作:田村泰次郎/脚本:高岩肇/撮影:永塚一栄/美術:木村威夫/音楽:山本直純
出演:川地民夫、野川由美子、石井富子、玉川伊佐男、今井和子、若葉めぐみ、松尾嘉代、森みどり、初井言榮、江角英明、小沢昭一、藤岡重慶
御殿場の広場に中国の山脈を合成し、第二次世界大戦時の天津を舞台にした、売春婦と副官の当番兵のドラマ。
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◆悪太郎伝 悪い星の下で 1965年/98分/日活
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監督:鈴木清順/原作:今東光/脚本:笠原良三/撮影:永塚一栄/美術:木村威夫/音楽:奥村一
出演:山内賢、多々良純、初井言榮、和泉雅子、平田重四郎、東産三千、野川由美子、三島雅夫、藤山竜一、野呂圭介、三崎千恵子 昭和初期、河内。
呑んだくれの父親と、秀才の息子・鈴木重吉が、二人の少女の間で揺れ動く抒情的青春物語。
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監督:鈴木清順/脚本:直居欽哉、服部佳/撮影:高村倉太郎/美術:木村威夫/音楽:池田正義
出演:山内賢、多々良純、初井言榮、和泉雅子、平田重四郎、東産三千、野川由美子、三島雅夫、藤山竜一、野呂圭介、三崎千恵子
清順独特の様式美と、破天荒なイメージが爆発した、怒濤の仁侠映画。ヤクザの鉄太郎が果たす、弟の仇討ち。
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監督:鈴木清順/原作:鈴木隆/脚本:新藤兼人/撮影:萩原憲治/美術:木村威夫/音楽:山本丈晴
出演:高橋英樹、浅野順子、川津祐介、宮城千賀子、加藤武、玉川伊佐男、浜村純、佐野浅夫、松尾嘉代、長弘、恩田清二郎、片岡光雄
清順の破天荒な青春ドラマの頂点をなす一本。昭和初期、岡山中学のキロクは三度の飯より喧嘩が好き。浅野順子の可憐さも輝かんばかり。
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監督:鈴木清順/原作:今東光/脚本:三木克巳/撮影:峰重義/美術:木村威夫/音楽:小杉太一郎
出演:野川由美子、伊藤るり子、宮城千賀子、日野道夫、和田浩治、佐野浅夫、川地民夫、野呂圭介、嵯峨善兵、松尾嘉代
家を飛び出して大阪に出た河内生まれのセクシー娘が、様々な男たちと出会いながら、逞しく成長してゆく物語。
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監督:鈴木清順/原作・脚本:川内康範/撮影:峰重義/美術:木村威夫/音楽:鏑木創
出演:渡哲也、松原智恵子、吉田毅、二谷英明、郷英治、江角英明、川地民夫
組とのいざこざで東京を追われた“不死鳥の哲”が、東京、新潟、北九州を流れ歩く。ハードボイルド、仁侠もの、コメディといった異なる要素が混在。
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監督:鈴木清順/脚本:具流八郎/撮影:永塚一栄/美術:川原資三
出演:宍戸錠、小川万里子、真理アンヌ、玉川伊佐男、南原宏治
「訳の分からない映画を撮る奴はいらない」と日活追放を言い渡されるきっかけとなった呪われた傑作。たった一度の失敗で組織から抹殺されることになった殺し屋が、単身で組織に立ち向かう。
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◆「愛妻くんこんばんは」第33話『ある決闘』 1968年/26分/日活=TBS デジタル上映
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監督:鈴木清順/脚本:山浦弘靖/撮影:幸田守雄/美術:菊川芳江/音楽:伊部晴美
出演:山本耕一、冨士真奈美、永山一夫
68年6月16日TBS系にて放映されたTVドラマ『 愛妻くんこんばんは』の第33話。実質日活で最後に撮った、レアな作品。別荘にやってきた夫婦のもとへ、雨宿り乞う一人の男。危うい三角関係と散弾銃での決闘の行方や如何に。
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◆木乃伊の恋 1973年/45分/円谷プロダクション=フジテレビ 16mm
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監督:鈴木清順/
原作:円地文子/脚本:田中陽造/撮影:森喜弘
出演:渡辺美佐子、浜村純、川津裕介、大和屋竺、加藤真知子
73年の1月から4月にかけて、鈴木清順、神代辰巳、長谷部安春らが、円谷英二監修のもと制作した各話独立形式の怪奇ドラマ「恐怖劇場アンバランス」のなかの一本。
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監督:鈴木清順/製作:藤岡豊ほか/脚本:大和屋竺/撮影:森勝/音楽:三保敬太郎、とみたいちろう
出演:白木葉子、原田芳雄、岡田真澄、和田浩治、宍戸錠、野呂圭介、小池朝雄
日活追放以来10年ぶりのスクリーン復帰作。成功の道を駆け上がる女子プロゴルファーの栄光と破滅。清順調が炸裂!
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◆穴の牙 1979年/48分/関西テレビ
=大映企画=大映京都 16mm
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監督:鈴木清順/原作:土屋隆夫/脚本:大和屋竺/撮影:藤井秀男
出演:藤田まこと、原田芳雄、牧冬吉、北村英三、稲川順子、宮本毬子、松村康世
78年から79年にかけて放映された「日曜恐怖シリーズ」から。『悲愁物語』〜『ツィゴイネルワイゼン』に至る橋渡し的役割を担った注目作。
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◆ツィゴイネルワイゼン 1980年/145分/シネマ・プラセット
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監督:鈴木清順/製作:荒戸源次郎/脚本:田中陽造/撮影:永塚一栄/美術:木村威夫、多田佳人/音楽:河内紀
出演:原田芳雄、大楠道代、藤田敏八、麿赤児、大谷直子、玉川伊佐男、樹木希林 内田百
原作の『サラサーテの盤』と多くの短編のアイディアを基に、時間/空間、現実/幻想の間をさまよう。ドーム型移動映画館・シネマ・プラセットの製作・上映。
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◆陽炎座 1981年/139分/シネマ・プラセット
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監督:鈴木清順/製作:荒戸源次郎/原作:泉鏡花/脚本:田中陽造/撮影:永塚一栄/美術:池谷仙克/音楽:河内紀
出演:松田優作、大楠道代、加賀まりこ、楠田枝里子、佐野浅夫、大友柳太朗、麿赤児、原田芳雄
ある劇作家が謎の女と出会ったことで、現実を踏み外し、夢の世界にとり憑かれる。清順の大ファンだった松田優作が念願の主役をはる。
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◆春桜ジャパネスク 1983年/80分/電通
デジタル上映
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監督:鈴木清順/製作:荒戸源次郎ほか/脚本:大原清秀/撮影:伊藤嘉宏/音楽:河内紀
出演:風吹ジュン、伊武雅刀
「私、旅をしているんです。乗せていただけませんか?」――『陽炎座』監督後、桜の満開を追って、秩父、小淵沢、河口湖、御殿場など約300日間オールロケ、ビデオ撮影。
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◆ピストルオペラ 2001年/112分/殺しの烙印
ピストルオペラ製作委員会
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監督:鈴木清順/脚本:伊藤和典/撮影:前田米造/美術:木村威夫/音楽:こだま和文
出演:江角マキコ、山口小夜子、韓英恵、永瀬正敏、樹木希林、平幹二朗、加藤治子、沢田研二
サイケデリックな衣装、原色を多用したカラーが爆発する清順のピカレスク・ロマン。殺し屋組織“ギルド”メンバー達の、極彩色フィルム・ノワール。
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◆<特別上映>暗くなるまで待てない! 1975年/70分 デジタル
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監督:大森一樹/脚本:大森一樹、村上知彦/撮影:高橋聡
出演:稲田夏子、栃岡章、南浮泰造、村上知彦、磯本治昭、鈴木清順
映画は暗くなってから始まる。暗くまるまで待てないと映画作りを始めた大森一樹監督の記念すべき自主映画。鈴木清順監督が特別出演!
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