チェコの鬼才、ヤン・シュヴァンクマイエル最新作『LUNACY』
鬼才を追った貴重なドキュメンタリー『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界』

作品紹介&上映日程

【ヤン・シュヴァンクマイエル監督】
1934年、現在のチェコ共和国プラハに生まれる。共産党政権下でブラックリストに載りながらも、国外の映画祭で圧倒的な評価を受け、活動を続ける。1987年には初の長編『アリス』を撮り、その後も世界が注目し続ける映像作家。
映画のほか、シュールレアリストとしてオブジェ、コラージュ、セラミックなどの美術造形作品を多数制作し、妻である故・エヴァ・シュバンクマイエロヴァーと世界各地で大規模展覧会を開催するなど、多彩な才能を持つ。


※3/10(土)よりロードショー
『LUNACY ルナシー』

2005年/チェコ/123分/カラー/配給:アットアームズ、レン・コーポレーション
◎原案・脚本・監督:ヤン・シュヴァンクマイエル

◎アニメーター:マルチン・クブラーク、ベドジフ・グラセル
◎カメラ:ユライ・ガルヴァーネク ◎衣装デザイナー:ヴェロニカ・フルバー
◎美術・衣装:エヴァ・シュバンクマイエロヴァー

これは真実なのか。狂気なのか。鬼才ヤン・シュヴァンクマイエルが問いかける“哲学的ホラー”
◆『アリス』『悦楽共犯者』『オテサーネク』など、数々の問題作を世に送り出し、世界中のクリエイターから熱狂的な支持を集めるチェコの鬼才アーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエル待望の新作。
本編は、エドガー・アラン・ポーやマルキ・ド・サドから着想を得て、30年間の構想の後に作られた実写とアニメからなる挑発的な“哲学ホラー”。
◆フランスの精神病棟を舞台に繰り広げられる、自由と権力の、肉体と精神の葛藤、性と暴力の解放、神と自然への冒涜・・・。
それは、非現実な寓話とリアルな恐怖の間を彷徨う。真実とは、そして狂気とは------。

◆自由で孤高、異端的な作品世界を創造するシュールレアリスト、ヤン・シュヴァンクマイエルが、自ら本作を“ホラー作品”と位置づけて哲学と芸術の融合した異種独特な世界観を作り出した。
これまでのシュヴァンクマイエル作品でも多く採り入れられてきた快楽主義なども随所に散りばめ、現代に生きる私たちの本質を揺るがす社会的問題作。

<ストーリー>
若い男性ジャン・ベルロは繰り返し悪夢にうなされていた。白衣を着た精神病院の職員に、無理やり拘束服を着せられるという夢だ。夢の中で激しく抵抗して目を覚ますと、実際に暴れ回ったかのように部屋中が壊れている。そして、その様子を目撃していたある公爵に、彼の城へと案内された。城ではSM乱交、公爵が神を冒涜する言葉を大声で叫ぶという恐ろしい光景が繰り広げられていた。

作品サイト http://www.a-a-agallery.org/event/lunacy/

上映スケジュール
3/10(土)〜3/23(金) 12:00/14:20/16:40/19:00
3/24(土)〜3/30(金)
 20:40(終22:43)

当日料金
一般1800円、大学1400円、 高・中・小・シニア・会員1000円
(前売1500円 Pコード:477-167

※「13の体罰カードシート」(非売品)を毎週土日先着5名様にプレゼント!

<同時公開>
※3/10(土)よりモーニング&レイトロードショー

『シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 幻想と悪夢のアッサンブラージュ



2001年/フランス/58分/配給:レン・コーポレーション
◎監督:ベルトラン・シュミット、ミシェル・ルクレール

◎出演:ヤン・シュヴァンクマイエル、エヴァ・シュバンクマイエロヴァー

最新作『LUNACY』の公開に併せ、ヤン・シュヴァンクマイエル監督と、エヴァ・シュバンクマイエロヴァー夫人を追ったドキュメンタリーを同時上映。フィルムメーカーとして、また造形作家として世界的にも高い評価を受けているヤン・シュヴァンクマイエル。その活動は映像のみにとどまらず、グラフィックアート、コラージュ、オブジェと多岐に渡っている。どこまでもシニカルな視点とブラックユーモアを武器に、かつては社会主義政権と、そして現代では商業主義と対峙し続ける“戦闘的シュールレアリスト”の現在を、『オテサーネク』の撮影現場、チェコで催された展覧会の準備風景を交えつつ、豊富なインタビューと証言で解き明かす。なお、エヴァ夫人は、昨年秋に急死。貴重な映像作品である。

上映スケジュール
3/10(土)〜3/23(金) 21:20(終:22:20)レイトショー
3/17(土)〜3/30(金)
10:40(終:11:40)モーニングショー

当日料金
一般1700円、大学1400円、 高・中・小・シニア・会員1000円
(前売1400円)


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